このサイトはチアリーダーを目指す人のための情報サイトです。

チアリーダーとは?

チアリーダーは、スポーツの試合会場でダンスや応援などのパフォーマンスを行い、会場の雰囲気を盛り上げたり、ファンを楽しませたりする仕事です。なるために資格は必要ありませんが、スポーツの各球団やチームのチアリーダー採用試験ではオーディションが行われることが多く、ダンスを中心に、歌や自己アピールなどで合否が判断されます。正確な年収は公表されていないようですが、年収200万円に満たない人も多いとされており、この仕事だけで生計を立てるのは難しいといえそうです。また、見た目の華やかさとは裏腹に相当な体力も求められることから、チアリーダーとして活躍するのは10代後半から20代前半の若い人が中心となっています。

チアリーダーの仕事内容

チアリーダーの仕事は、試合会場でダンスや応援などのパフォーマンスを行い、会場の雰囲気を盛り上げることです。

プロ野球球団のチアリーダーなら、メインの仕事は、本拠地での主催試合でダンスパフォーマンスを行い、ファンを楽しませることになります。

ダンスパフォーマンス以外にも、試合前に行われる球場内ツアーやスピードガン・コンテストなどのイベントに参加し、雰囲気を盛り上げたり、進行の補助をします。

試合中は、ホームランを打ったバッターをベンチ前で迎えて人形を渡し、試合に勝つとヒーローインタビューを受ける選手にも人形を渡します。

ファン感謝デーなどの球団イベントや記者発表などにも駆けつけ、雰囲気を盛り上げます。

球団によっては地域のイベントやテレビ番組などに出演するのも、チアリーダーの大切な仕事です。

チアリーダーになるには・必要な資格

チアリーダーになるため、特別な資格は必要ありません。

しかし、プロ野球球団のチアリーダーの場合、仕事の中心はダンスパフォーマンスですので、ダンスの基本が身についている方が有利です。

チアリーダーのメンバーはオーディションで選ばれます。球団によっては「ダンス経験のあること」を応募条件にしているところもあります。

実際、審査も書類審査とダンス、歌、自己アピール、面接などで、ダンスの比重が高くなっています。

身長や体重の制限は、基本的にありません。

年齢は18歳以上となっています。平日の夜の試合でも、チアリーダーは昼過ぎには球場入りしますので、高校生では務まりません。

東北楽天は、年齢の上限もありません。その一方で、オリックスは27歳まで、巨人と横浜DeNAは20代と年齢制限を設けています。

チアリーダーに向いている人

チアリーダーには雰囲気が明るく、笑顔の素敵な人が向いています。

チアリーダーの役割は、その場の雰囲気を明るくし、そこにいる人たちを元気にすることです。

とはいえ、多くの人の前でいきなり「笑って」と言われても難しいものです。たいていの人は笑っているようで、顔がひきつります。

人前で自然な笑顔のできる人は、社交性がある人で、かつ人前に出ることに慣れている人です。

チアリーダーは10~30人でダンスを披露します。ダンスを基本からトレーニングしている時間はありません。人前で踊ることに慣れている人の方が向いています。

チアリーダーとしての活動経験があったり、体操や新体操、ダンスなど採点競技の経験のある人が向いているといえます。

現実に「募集要項」にそういう趣旨のことを明記している球団もあります。

チアリーダーの就職状況・雇用形態

プロ野球の12球団のうち、広島カープを除く11球団がチアリーダーのチームをもっています。

メンバーは、シーズン終了後の11月~翌年の1月にかけてオーディションで選ばれます。

定員は球団によって10~30人までさまざまです。3~4年に渡って選ばれているメンバーもあり、オーディションで新しく選ばれるメンバーは各球団数人ずつ。倍率は球団によって20~40倍という狭き門です。

メンバーになると、大半は球団との契約になりますが、東京ヤクルトやオリックスのように、チアリーダーを芸能プロダクションに外部委託している球団もあります。

外部委託する球団では、チアリーダーとして採用されると芸能プロダクションの所属となります。

オーディションを再度受けて合格すれば継続できますが、大半は2~5年で引退します。

注目度の高い巨人のメンバーだったり、芸能プロダクション所属の人は、その後、芸能活動を続ける人もいます。

チアリーダーの給料、年収、待遇

プロ野球のチアリーダーの収入は公表されていません。

巨人の「チームヴィーナス」の募集要項には、「日給1万5000円」とあります。東京ドームで試合のある日、正午から午後10時頃まで働き、交通費と食費込みの値段です。

約70日勤務するとして、1年間で約100万円です。

芸能プロダクションに所属したり、球団傘下のダンス教室でインストラクターをすれば、もう少し収入はアップするでしょうが、チアリーダーの収入は100万~150万円といわれています。

仕事というより、アルバイトに近いです。

実際、大学生がアルバイト感覚でしていることも多く、この経験が就職活動でよいアピールになるようです。

また、将来的に芸能活動をしたい人が、得意のダンスを活かすために、まずチアリーダーになるというケースもあります。

チアリーダーの生活、勤務時間、休日

プロ野球のチームは、ホーム球場で年間60~70試合を戦います。

出勤は、そのホーム球場での試合が中心で、ナイトゲームの場合、球場には正午に入ります。

ウォーミングアップをして着替え、4時頃から球場の外で観客を迎えるパフォーマンスをしたり、球場内ツアーに動向したり、ファンサービスをします。

5時頃からグラウンドで試合前のイベントに参加します。試合開始直前にはメンバーでダンスを披露して球場の雰囲気を盛り上げます。

試合中もグラウンド整備の時にダンスパフォーマンスを披露します。試合に勝てば、ヒーローを囲んで場内を盛り上げます。

ホーム球場で試合のない日は休みで、給料の支払いもありません。

チームがクライマックスシリーズや日本シリーズに進出すれば、チアリーダーも仕事がありますが、試合がなければ、1年間の活動も終了です。

チアリーダーの現状と将来性

プロ野球のチアリーダーは、各球団のマスコットとともに球場の盛り上げ役としてすっかり定着しています。

将来的にもチアリーダーはこれまで通り続いていくでしょう。

しかし、チアリーダーの収入はアルバイト程度で、メンバーとして継続できても3,4年と短期なのも変わらないでしょう。

得意のダンスを活かして、よい思い出作りにチアリーダーになるという人もいます。

また、注目度の高いプロ野球のチアリーダーを経験して、次の夢に向かう踏み台とするという考え方もあります。

実際、大学生や短大生が就職活動の自己PRに使ったり、これをきっかけに芸能活動を本格的に始める人もいますし、ダンスのインストラクターとして活躍している人もいます。

しっかりと練習、活動していれば、チアリーダーとしての経験をその後の人生に活かすことができることでしょう。