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ダイビングインストラクターとは?

ダイビングインストラクターは、ダイビングライセンスを取得したいと考える人に指導をする仕事です。海の中での安全管理について教えたり、ダイビングライセンスをすでに持っている人たちのガイド役として、ダイビングスポットでのダイブに付き添ったりすることもあります。この仕事に就くには、「PADI」に代表されるような認定団体のインストラクター試験(IE)に合格する必要があり、ダイビングショップで働きながら資格取得を目指す人も多くいるようです。給料はあまり高くなく、新人では月給12万円程度、ベテランになっても月給20万円そこそこというケースも珍しくないようです。さらに体力や気力を要する大変な仕事であることから、心から海を愛し、インストラクターとして生きていきたいと考える人が長年この仕事を続けているようです。

ダイビングインストラクターの仕事内容

ダイビングインストラクターは、ダイビングライセンス取得のための講習をする資格、またそれを仕事にする人たちの名称です。

「Cカード」や「アドバンスランク」「ダイブマスター」といった各レベルのダイビングライセンス取得を目指す生徒たちに、海の中での安全管理について指導をします。

また、ダイビングライセンスをすでに持っている人たちのガイド役として、ダイビングスポットでのダイブに付き添います。

小規模なショップに所属している場合は、インストラクター以外の仕事をこなす必要があります。

ダイビングに関わる器材の準備や点検、生徒やダイビング客の送迎などがその一端です。

ショップの店頭で接客や電話応対、パソコンでの事務仕事をこなす場合もあります。

ダイビングインストラクターになるには・必要な資格は?

ダイビングインストラクターになるには、「PADI」に代表されるような認定団体のインストラクター試験(IE)に合格する必要があります。

インストラクター試験を受ける前に、まずは「インストラクター開発コース(IDC)」と呼ばれるトレーニングコースを受けます。

トレーニングコースを修了すると、インストラクター試験を受験できます。

インストラクター試験には、生徒ダイバーに水中で適切に指導できているかをチェックする実技試験と、学科試験があります。

どちらにも合格することで晴れてダイビングインストラクターの資格が取得できます。

資格を取得したら、ダイビングショップへの就職活動をして採用されることで、ダイビングインストラクターとしてのキャリアをスタートできます。

各種資格の取得や機材の購入にお金がかかるため、ダイビングショップで働きながら資格取得を目指す人も多くいます。

ダイビングインストラクターに向いている人

ダイビングインストラクターに向いているのは、一番には海とダイビングが大好きな人です。

この条件を満たさない人は、そもそもダイビングインストラクターを目指さないでしょう。

また、ライセンス取得を目指す人に指導をする立場ですから、人に何かを教えることにやりがいを見出せることも重要な条件です。

とはいっても学校の先生ではなく、ある種の接客業ですから、人当たりが良いこともポイントです。

海中という危険を伴う場所での指導やガイドをする仕事であることから、安全管理に細心の注意を払う必要があります。

そのため、常に細部まで目を配ることができ、集中力を長時間持続できる人に向いている職業と言えます。

ダイビングインストラクターの就職状況・雇用形態

ダイビングインストラクターは、資格を持っていてもプロとして長期間仕事を続ける人が少ないため、人材が不足しているという現状があるようです。

ダイビングショップに就職するには、一般企業への就職活動のようにインターネットなどで求人情報を探し応募する方法や、インストラクター試験で利用したショップに研修生として雇われることもあります。

雇用形態については、常勤と非常勤があります。

常勤スタッフは講習やショップ運営に関わる業務に全般的に関わります。非常勤スタッフは週末や連休などの繁忙期に補充要員として勤務します。

非常勤スタッフの場合は、ダイビングインストラクターの他に本業や副業を持っていることがほとんどです。

ダイビングインストラクターの給料・年収・待遇

ダイビングインストラクターはとにかく薄給というのが、現職インストラクターや経験者の意見です。

固定給と歩合給、地域などにより差がありますが、参考額としては、新人のころで月給12万円、3年目以降でも15万円〜18万円、後進の指導的な立場になっても18万円〜20万円と、大手企業の大卒初任給にも満たないのが現実のようです。

ただしショップによっては繁忙期手当や、ナイトダイビングを引率した場合の手当など、各種手当を支給するところもあり、時期によって額面は変わります。

正社員の常勤スタッフとしてショップに雇われれば、保険関係の福利厚生は一通り揃っているでしょう。

しかし非常勤インストラクターの場合は、フリーランスとしてインストラクターをすることになるので、社員としての福利厚生は受けられません。

ダイビングインストラクターの生活・勤務時間・休日

ダイビングインストラクターの繁忙期は、世間の人の休日です。そのため家庭がある人は週末や連休に家族でゆっくり過ごすことは難しいようです。

また、常勤スタッフになるとひとりで何役もこなす必要があるため、出勤が早く帰宅は遅い、という生活スタイルになりがちです。そのため、家族の理解が必要な職業と言えるでしょう。

夏の繁忙期には、休日がほとんどない状態で連続勤務することもあるそうです。

逆に冬は閑散期となるため、長期の冬期休暇をもらえることもあります。ただしこれは有給ではないため、休んだ分だけ給料が減ってしまうというマイナス面もあります。

ダイビングインストラクターの現状と将来性

ダイビングインストラクターは給料の低さに加え、体力と気力が要求される仕事ですから、30代のうちに引退して転職をする人が多いそうです。

そのため人材が不足しがちで、これからインストラクターを目指す人は、地域を問わなければ就職はしやすいかもしれません。しかし将来設計についてはよく考えておくことが必要です。

一生ダイビングに関わっていきたい人は、経験を積み後輩インストラクターの指導に当たったり、ダイビングショップを始めて経営者としての仕事にシフトすることを考えてみるのもいいでしょう。

海外に目を向けるという手もあります。東南アジアのダイビングショップでは、日本人客の接客やガイドができるインストラクターを探していることもあります。

また、物価の安さを生かして現地でショップを立ち上げるという道もあります。