「プロレスラー」とは

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プロレスの興行に参加し、リングで「魅せる」「楽しませる」ことを目的に試合をする。

プロレスラーは、さまざまな興行に参加し、プロレスのリングで試合を行う職業です。

個性的なキャラクター、大袈裟な演出など、さまざまな手法でお客さんを楽しませます。

プロレスラーになるためには、1.プロレス団体に入団する、2.養成所で学ぶ、3.学生プロレスを経て入団などの方法があります。

プロレスラーの給料・年収は人により大幅に異なります。

下積み時代の給料は少ないので、アルバイトをしていたり、正社員として別の仕事を持っている人が多くいます。

プロレスラーの仕事だけで生活するには、かなりの努力が必要ですが、人気レスラーになると興行収入以外にもテレビや雑誌、トークショーなどの出演料や、グッズ販売などによる利益などさまざまな収入を得ることができます。

「プロレスラー」の仕事紹介

プロレスラーの仕事内容

プロレスの興行に参加する

プロレスラーの仕事とは、さまざまなプロレスの興行に参加し、リングの上で試合を行うことです。

プロレスは格闘技の一つですが、他の格闘技とは異なり「魅せる」ためのショー的要素の強いエンターテイメントです。

プロレス団体の収入のメインとなるのは、興行収入です。

多くのお客さんに入場して売上を上げるために、多くのお客さんに楽しんでもらえる興行を行うことが大切です。

そのためには、自分がどんなタイプのプロレスラーなのかを確立し、個性的なキャラクターを設定することも重要になります。

試合以外の記者会見やインタビューなどリングの外でも、キャラクターを一貫して演じ切り、ファンサービスを行うのがプロレスラーとしての大きな役割でもあります。

プロレスラーの就職先・活躍の場

プロレス団体に所属する

プロレスラーは、男子で約100、女子で約15あるプロレス団体に所属し、その団体の主催する興行に参加します。

人気プロレスラーになると、プロレス団体から出場依頼を受け他団体の興行にゲストとして参加することもありますし、どこの団体にも所属せず、フリーで活動している人もいます。

また、自分でプロレス団体を立ち上げるという人もいます。

相撲や柔道、レスリング、総合格闘技、K-1など他のスポーツで活躍した後、プロレスラーに転向したり、プロレス団体を設立したりする人も少なくありません。

プロレスラーの1日

試合は土日が中心

試合は土、日の夜が中心ですが、平日の夜に行われることもあります。

また1日2回の興行が組まれることもあります。

試合がある人ない日でスケジュールは変わりますが、ここでは地方で試合がある日の一日をご紹介します。

8:00 起床

10:00 集合
練習場に集合し、バスで出発

12:00 現地到着
昼食休憩

13:00 リング設営
リング設営係と練習生らが、会場にリングを設営します。
その間、メディアの取材依頼、イベントへの出演依頼などがあれば応じます。

15:00 ウォーミングアップ
自分の試合開始時間に合わせて、練習・休憩を行います。

17:30 開場

18:00 試合開始

21:00 試合終了
試合後はファンサービスやグッズの販売をすることもあります。
リングを撤収してトラックに積み込み後片付けをします。

24:00バスで帰路へ

プロレスラーになるには

プロレス団体に所属する

プロレス団体に所属する方法としては、「プロレス団体の入団テストを受ける」「プロレスラー養成所で学ぶ」「学生プロレスを経て入団する」の主に3つの方法があります。

プロレス団体によっては、入団テストを受けて合格すればその団体の練習生としてプロレスラー人生をスタートさせることができます。

団体によってプロレスに対する考え方や活動方針が違うため、しっかりと調べておきましょう。

養成所に入ってトレーニングを積みプロレスラーとしてデビューする場合、所属する団体は養成所の運営者と関係の深い団体になることが多いです。

海外にも養成所があり、そこで実力をつけプロレスラーになるという方法もあります。

学生プロレスで活躍後団体に入団してデビューする場合は、プロレスの基本が身についているため、デビューが早い場合が多いです。

プロレスラーの給料・年収

収入の公開がタブー

一般にプロレスラーの収入は、所属団体からの給料やファイトマネーです。

プロレス業界は収入の公開がタブーとなっているため、金額は推測ですが、大きな団体の有名プロレスラーで、年収は1000万円以上になることもあります。

人気があれば、テレビやイベントなどへの出演料、取材費、グッズ販売料なども入り、人気が高くなれば、それだけ年収もアップしていきます。

しかし、これだけの収入を得られるプロレスラーは、ほんの一握りです。

現状のプロレスラーの生活は厳しく、プロレスだけで生活できているという選手はごく一部だと言われています。

プロレスラーのやりがい、楽しさ

ファンからの声援や歓声

プロレスの試合は、他のスポーツよりもファンの反応がダイレクトに返ってきます。

その歓声を体全体で感じることが、プロレスラーにとっては大きなやりがいになります。

プロレスラーにとって、自分が繰り出した技に対して、大きな歓声があがることは大きな喜びです。

また現在のプロレスは、エンターテイメントとしていろんな楽しみ方をされるようになっています。

自分のキャラクターや試合の展開の仕方で、お客さんをうならせることもプロレスファンにとっては大きなやりがいになります。

プロレスラーのつらいこと、大変なこと

ケガの絶えない仕事

プロレスラーにとってもっとも大変なことは、ケガや故障が多いことです。

プロレスラーは、その体重からヒザや足首に持病を持つ人が少なくありません。

また、練習や試合などでどうしても危険なパフォーマンスをするため、首やヒジ、腰などに慢性化した痛みをもつ人も多いです。

最近は、普段から体のケアとトレーニングのバランスを考え、自分の肉体を管理するプロレスラーが増えています。

若いうちから、日頃から体調や体の痛み、違和感に敏感でなければ、選手生命が短くなってしまうことでしょう。

プロレスラーに向いている人・適性

プロレスを愛し本質を理解している

プロレスラーに必要なことは、まず何よりもプロレスを愛していることです。

普段からプロレスに触れ、プロレスは格闘技でありながら、観客に楽しんでもらうというショー的な要素をもつエンタータイメントであるということを理解していなくてはなりません。

プロレスラーになるためには、プロレスがエンターテイメントの一種であることや暗黙のルール、さらにはリング上での基本的な振る舞い方を知っておく必要があります。

こうしたことをしっかり理解していれば、観客を魅了できるプロレスラーになれるでしょう。

プロレスラー志望動機・目指すきっかけ

「なぜプロレスなのか?」

志望動機を話す場合、「プロレスラーになりたい」という気持ちがあれば十分です。

というのも、プロレスラーになる時に重要視されるのは志望動機よりも体やスポーツ歴、体力面だからです。

一点、注意したいのは「なぜ、プロレスなのか」と問われたら、その理由をしっかりと話せるようにしておくことです。

他にもたくさん格闘技がある中で「なぜプロレスを選ぶのか」を自分の中でしっかりと考え、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。

プロレスラーの雇用形態・働き方

「引退」ではなく「休養」

プロレス界では、40代・50代になっても、現役としてリングに上がり続けるプロレスラーもいます。

もちろん一部の人気プロレスラーに限られますが、体力さえあればほかのスポーツよりも長く活躍することができます。

また、一度は引退しながら復帰する人が多いのも特徴です。

ケガや故障があっても「引退」ではなく「休養」とする人も少なくありません。

現役引退後もプロレスに関わる人は多く、プロレス団体のスタッフや新人の育成係になったり、興行に関わったり、裏方としてプロレスを支えている人もいます。

プロレスラーの勤務時間・休日・生活

土日の試合を中心に生活

プロレスの試合は、おもに土・日に行われます。

そのため、プロレスラーの生活は、試合(興行)を中心にスケジュールが組まれ、その通りに回っていきます。

平日で試合がなければ、合同練習が行われ、人気プロレスラーには、テレビへの出演や専門雑誌、スポーツ新聞、インターネットサイトの取材、スポンサー関係のイベントへの出演依頼などが入ることがあります。

休日は、基本的に試合の次の日になりますが、ゴールデンウィークやお盆休みなどの世間の長期休暇には試合が組まれることが多いので、それ以外の日に休日を設定しています。

プロレスラーの求人・就職状況・需要

チャンスが広がっている

現在、一度低迷したプロレス人気が再燃し、プロレスラー人気も高まっています。

プロレス界ではプロレスラーの育成が大きなカギになりますが、現実にはプロレスラーを目指す人の数は減っているそうです。

近年では、地方プロレスや地元密着型のプロレス団体も増えてきていて、全国的に知名度は少ないもののコアなファンを獲得する団体も少なくありません。

こうした団体からスター選手が現れる可能性も高く、今後自分もプロレスラーになりたいという人には、チャンスが広がっているといえるでしょう。

プロレスラーの現状と将来性・今後の見通し

サービス心でファンの心をつかむ

2010年頃から、プロレスの人気が復活しつつあります。

その理由は、女性ファンや子どものファンが増えたことにあります。

選手が会場でグッズを販売したり、サイン会を開くなど、ファンと触れあう機会を増やしたり、一部の危険な行為を禁止したことで従来のプロレスラーのイメージを覆し、「身近でカッコイイ男性」というイメージを作り出したのです。

リング状でのパフォーマンスはもちろんですが、こうしたファンサービスがプロレス人気を支えていると言っても過言ではなく、今後も重要なポイントとなるでしょう。