【2021年版】芸能人・タレントの仕事内容・なり方・年収・資格などを解説

「芸能人・タレント」とは

メディア出演や舞台、イベントの場で不特定多数の人の前に立ち、トークなどを行う。

芸能人は、テレビや映画、雑誌などメディアに出ることを仕事とする人のことです。

その活躍の場はメディアに留まらず、舞台、イベント、歌手、アーティスト活動など幅広い展開をする人が増えてきています。

芸能人の多くは、街でスカウトを受けるか、オーディションに参加して芸能事務所へ所属して活動しています。

事務所から仕事を斡旋してもらうことで、テレビや映画、雑誌などへの出演が決まりますが、非常に狭き門となるため、タレント養成所に通って歌やダンスの腕を磨くなど地道に活動している人も多いです。

ただ、華やかな見た目に反して拘束時間が長く苦労が多い仕事であり、また、売れるのはほんの一握りです。

しかし、演じることや人前に出ること、人を笑わせることなどが好きな人にとっては夢のような仕事で、今も多くの人が有名になろうと努力をしています。

芸能人は人気が出ることが第一条件であるため、事務所の売り出し方だけでなく、自己プロデュースのうまさが求められ、高いプロ意識を持つ人ほど確固たる地位を築きやすいようです。

「芸能人・タレント」の仕事紹介

芸能人・タレントの仕事内容

テレビや映画などのメディアに出演のほか、さまざまな活動をする

メディアに出演し人々を楽しませる

芸能人とは、テレビ番組や映画、雑誌などのメディアに出演して給料を得ている人のことです。

俳優・女優としてテレビドラマに出演したり、バラエティ番組でクイズに答えたり、テレビCMや広告に出演したりなど、芸能人の仕事の幅は広いです。

スポンサー主催のイベントやパーティーに参加したり、新商品発売のPRをしたり企業のイメージキャラクターを務めたり、講演会、パーティーに出席したりと、さまざまな仕事があります。

また、出演したドラマでの演技が評価されて授賞式に出席したり、有名な映画祭にゲストとして呼ばれたりすることもあります。

誰もがよく知る芸能人ともなるとテレビや映画の仕事が舞い込んできますが、有名になるまでは地方での営業や企業のイベントなど、小さな仕事をこなしながら自分を売り込んでいく必要があります。

好感度やイメージが重要

芸能人は、常に多くの人目に触れるため、好感度やイメージが非常に重要な仕事です。

テレビ番組では視聴率の取れる人や話題性のある人を中心に起用しますし、CMの場合、企業もしくは製品のイメージを上げるという役割を担うことになります。

ターゲット層から見て好感度の高い芸能人が起用されるため、ブランドイメージを損なわない、誰からも好感を持てる行動が必要となります。

犯罪や反社会勢力との繋がり、不倫やセクハラなど、イメージを落とすような出来事が起きた場合には、契約打ち切りや違約金が発生する場合もあります。

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芸能人・タレントになるには

個性をアピールしてデビューを目指す

オーディションに参加し芸能事務所に所属する

芸能人のなかでも俳優や女優、アイドル、モデルを目指す場合、街でスカウトを受けるか、オーディションに参加して芸能事務所へ所属する方法が一般的です。

いずれの場合も非常に狭き門となるため、タレント養成所に通って歌やダンスの腕を磨いたり、劇団へ所属して地道に活動したりしながらデビューを目指す人も多いです。

芸能人やタレントになる際に、学歴や資格は一切不要で、本人の才能や世間からの好感度、人気が全てです。

そのため自分自身のキャラクターをアピールするためには、得意な分野があることが大切です。

芸能界で活躍したいのであれば、何でもよいので自分の得意なことを磨いておくとよいでしょう。

お笑い芸人になるには

お笑い芸人の道は、ある意味では女優や俳優、アイドル以上に厳しい実力勝負の世界です。

芸能プロダクションの芸人養成所に入って基本的なスキルや芸を磨くか、第一線で活躍している芸人や漫談家に付き人として弟子入りして、コツコツと実力を磨いていきます。

多くの人が5年、10年と地道にコツコツ努力を続けるなかでゆっくりと才能を開花させ、ごく一部の人のみが賞を取る、師匠のツテでデビューを飾るなどといった形で芸能界への階段を上がるのです。

また、お笑い芸人の場合は一時的に人気が出たとしても世間から飽きられてしまうと、その後も仕事を続けていくのは難しくなります。

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芸能人・タレントの学校・学費

タレント養成所や専門学校に通う人も

芸能人になるためになるための学校はありません。

優れた容姿や才能といった個性を持ち、スカウトやオーディションでスター性が認められれば、芸能人としてデビューすることができます。

しかし、スカウトを受ける人やオーディションに合格する人は限られており、実際には、芸能スクールや養成所、専門学校などに通って才能を磨きながら芸能事務所への所属を目指す人もたくさんいます。

タレント養成所に通う場合の費用は1年間で30〜100万円ほど、芸能系の専門学校では年間100〜150万円程度の学費となります。

また、芸術系の大学で演劇や音楽などを学んだり、近年では早稲田大学や慶応大学などの優秀な大学に進学したりする芸能人も多く、学業と仕事の両立を目指す人が増えています。

芸能人・タレントの資格・試験の難易度

資格は必要ないが自己アピールには大きな強みとなる

芸能人やタレントには、特別な資格は一切不要です。

一般企業のように「有名大学を卒業している」とか「難しい語学の資格を持っている」などの理由で優遇されるということはありません。

ただし、自分自身のキャラクターをアピールするためには、得意な分野があることは大きな強みとなるため、資格を取得せずとも、得意なことを磨いておくとよいでしょう。

たとえば「料理なら何でも作れる」「幼い頃からピアノを習っている」「甲子園に出場したことがある」という特技があると、バラエティ番組のトークで個性を発揮できることがあります。

また、スポーツで優秀な成績を収めていたり、語学が堪能でTOEICや英検の資格を持っていたりすると、ドラマや映画での役の幅が広がることもあります。

芸能人・タレントの給料・年収

仕事量や人気によって天と地ほどの差がある

収入のスタイルはさまざま

芸能人・タレントの収入のスタイルはさまざまです。

芸能事務所やプロダクションに所属してそこから給料をもらっている人もいれば、個人事業主として収入を得ている人もいます。

給与制の場合は仕事の有無に関わらず毎月決まった額を給与としてもらうことができ、所属年数や知名度が上がれば、給料もアップしていきます。

個人事業主の場合は、仕事がなければ収入はゼロになってしまいます。

こうした理由から、芸能人やタレントの年収は、人によって大きく異なるというのが実情で、華やかに見えて非常に厳しい業界であり、安定した収入を得るためには運と実力が欠かせません。

仕事がなければ収入はゼロになってしまう

仕事がない芸能人やタレントは一年間の売り上げがゼロということもありえますし、デビューしたばかりの頃は年収が数十万円、まったく売れなければゼロに近い収入となりということも珍しくありません。

事務所に所属している場合は、住居面のサポートをしてくれるところも多いですが、他のアルバイトをしながら生活している芸能人もいます。

厳しい状況ではありますが、現在活躍している多くの芸能人やタレントのなかにも、鳴かず飛ばずの苦しい時期を乗り越えて花開いた人は非常に多いです。

この業界をめざすのであれば、ある程度の人気が出るまでは厳しい生活になることも覚悟しておいた方がよいでしょう。

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芸能人・タレントの現状と将来性・今後の見通し

才能や個性を自らプロデュースしていく時代に

芸能人は人々を楽しませ、さまざまな影響を与える存在として、いつの時代も需要が高い職業です。

テレビや映画などに出演するだけでなく、企業のイメージキャラクターや商品PRなど、広告や集客においても重要な役割を担っています。

一方で、芸能界は人の流れや変化が激しく、今売れている芸能人でも数年先の保証はないという不安定な業界です。

今後の芸能界で生き残るには、プロダクションの力に頼るだけでなく、自らの個性や才能に磨きをかける努力を怠らず、自分自身をプロデュースしていく能力が求められるでしょう。

とくに近年ではインターネットの発展とともにさまざまな形の活躍の場が広がっており、個人でSNSをすることでインフルエンサーとして活躍する芸能人も増えてきています。

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芸能人・タレントの就職先・活躍の場

それぞれの個性を生かした活躍の場

多くの芸能人は、芸能事務所に所属して活動しています。

オーディションやスカウト、タレント養成所を通して芸能事務所へ所属し、事務所から仕事を斡旋してもらい、テレビや映画、雑誌などへの出演が決まります。

ひと言で芸能人といっても活躍の場は幅広く、ドラマや映画などで役を演じる俳優・女優から、歌手や声優、アイドル、モデル、お笑い芸人まで、それぞれの個性を生かして活動しています。

ただし、芸能事務所に所属するだけでは一般企業のように仕事を得て給料が発生するわけではないため、注意が必要です。

活躍して有名になるには、事務所に所属したからといって安心するのではなく、オーディションや営業をこなして実力を認めてもらわなければならないでしょう。

芸能人・タレントの1日

スケジュールは流動的で毎日が異なる仕事

ドラマや映画で活躍している芸能人の場合、朝から晩まで忙しくスケジュールをこなしています。

担当マネージャーのサポートを受けながら、撮影の打ち合わせやリハーサル、本番の収録、反省会、生放送への出演などを行います。

<ドラマの撮影中の女優の1日>

07:30 起床してヘルシーな朝食を食べる
08:30 マネージャーの車で仕事先に向かう
09:00 ドラマの撮影現場に到着
09:30 控室でヘアメイクをして衣装に着替える
10:30 スタッフや出演者と打ち合わせ
11:00 リハーサルスタート
12:30 楽屋で弁当を食べてメイク直し
14:00 本番の撮影スタート
18:00 撮影したデータをチェックして撤収
19:00 軽食を取りながら次の仕事先に移動
20:00 ラジオ局でラジオ番組に出演
22:00 放送終了後、撤収
23:00 マネージャーと反省会をしながら夕食
24:00 自宅に送ってもらう
25:00 身体のケアをしてから就寝

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芸能人・タレントのやりがい、楽しさ

自分の個性や才能を表現できる仕事

芸能人は、多くの人の目に触れて自分をアピールすることができる数少ない仕事です。

突出した個性や才能を持っている人たちにとっては、ドラマや映画で役を演じたり、バラエティ番組で発言をしたり、容姿やスタイルを生かして表現ができるというのは、何よりも嬉しいことです。

世間からの注目を浴びる存在になり、人気が出れば出るほど喜びや楽しさを感じることができるでしょう。

また活動を続けていると、自然とファンも増えてきます。

ファンは芸能人にとってはかけがえのない存在であり、自分の活動で感動してくれる人がいるということが大きなパワーになることは間違いありません。

ファンから手紙をもらったり、SNSなどを通して声をかけられたりすることも大きな喜びとなります。

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芸能人・タレントのつらいこと、大変なこと

プライベートがない不規則な仕事

芸能人にとって、活躍の機会が増えるのは喜ばしいことである一方、売れれば売れるほどプライベートがなくなり、常に人目を気にする生活を送ることになります。

週刊誌やワイドショーに追いかけられることも多く、恋愛や家族などの個人的な問題でも世間に広まって話題となり、批判やバッシングを受けることもあります。

また、テレビや映画の撮影は深夜に及ぶこともあり、不規則な生活を送っている芸能人は珍しくありません。

撮影のために体重をコントロールしたり寒い時期に薄着になったりするなど、体力的につらい仕事をこなす必要もあるでしょう。

こうした体力的・精神的に厳しい努力や苦労があったとしても、人前ではこうしたつらい姿を見せてはいけないのも、芸能人の大変なところです。

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芸能人・タレントに向いている人・適性

自分に厳しく、向上心があり負けず嫌いな人

芸能界で生き残っていくためには、向上心を持ち続ける必要があります。

芸能人という仕事は華やかなイメージが強いですが、活躍の裏では相当な努力と苦労を重ねています

ときには意に沿わない仕事のオファーを受けたり、長時間の撮影など労働環境がよくなかったりする場合もあります。

厳しい環境のなかでも挫けることなく、「絶対に売れてみせる!」という強い気持ちを持って活動に励める人が、最終的には成功を掴みます。

自分に厳しく負けず嫌いという人は芸能人としての適正があるといえるでしょう。

また芸能人やタレントという職業は、自分の身一つでお金を稼ぐ仕事です。

見た目はもちろんのこと、人間としての言動や行動など、人のお手本になる存在であると意識できることも大切です。

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芸能人・タレント志望動機・目指すきっかけ

華やかな芸能界で自分を表現したい

芸能人を目指す人の志望動機としては、「現在活躍する芸能人に憧れている」、「演技や歌などを披露するのが好き」「芸能人の姿を見て感動した」といった理由が挙げられます。

実際に歌や演技の才能があり、それらを表現する仕事に就きたいと考えて志望する人もいれば、人前に立ったり目立ったりするのが好きで、華やかな世界に憧れて芸能人を目指すという人もいます。

しかし、芸能界で活躍できる人はほんの一握りです。

どのような理由で目指すにしても、常に自らの個性や才能を磨く努力を怠らず、「絶対に成功する」という強い意志を持ち続ける必要があります。

また、オーディションでは志望動機を問われることもあるため、自分なりの考えをしっかりと伝えられるようにしておくことが大切です。

芸能人・タレントの雇用形態・働き方

芸能事務所に所属して仕事を斡旋してもらうのが一般的

ほとんどの芸能人は、芸能事務所に所属して仕事をしています。

芸能プロダクションの正社員として固定給をもらいながら活動している人もいますが、基本的には個人事業主として芸能事務所と契約する形をとっている芸能人が多いです。

事務所に所属するだけでは仕事をもらうことはできませんし、知名度や実力に応じて仕事量や収入が変わるため、不安定な職業だといえます。

事務所の給与形態によっては、売れなければ収入がゼロに近いケースもあり、アルバイトをしながら芸能活動をしている人も少なくありません。

そのため、多くの人は事務所に所属しながらレッスンを受けたり、オーディションを受けたりして、仕事のチャンスをつかむために努力を続けています。

芸能人・タレントの勤務時間・休日・生活

一般的な職業よりも多忙な毎日となることが多い

芸能人の生活は、仕事量や人気の有無で大きく異なります

誰もが知るような有名芸能人ともなると、テレビの収録や映画の撮影、雑誌の取材などで早朝から深夜まで働き詰めになることも珍しくありません。

スケジュール調整はマネージャーや事務所が行ってくれることがほとんどですが、大きな仕事が入った場合は何か月も休みがとれないなど、多忙となることも非常に多いです。

一方、仕事量が少ない芸能人の場合は収入がほとんどないため、アルバイトを掛け持ちながら生活することになります。

アルバイトをしながら本業のためのレッスンに通ってオーディションを受ける人も多く、売れていなくても一般の人より多忙な毎日となるでしょう。

芸能人・タレントの求人・就職状況・需要

全くの未経験者から選ばれることはほぼない

芸能人やタレントの求人というものは基本的にありません。

テレビ番組やドラマなどのキャスティングは、たいていの場合既に事務所に所属している人や、フリーランスで活躍している人から行われます。

まれにオーディションが行われる場合もありますが、これも全くの素人から選ばれるケースはほぼないといってよいでしょう。

既に事務所に所属してレッスンを受けていたり、ダンスや歌などの特技を生かして活躍したりしている人が大半です。

そのため、芸能人やタレントとして仕事を得たいと思う場合は、まず事務所に所属すること、養成所などでレッスンを受けることを目標にするとよいでしょう。

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芸能人・タレントの転職状況・未経験採用

ほかの職業から転身する人も多い

転職して芸能界で活躍する人は多く見られます。

これは芸能人になるまでに長い時間がかかり、それまでの間、生活を支えるために何かしらの仕事をしていたという人が多いことが理由です。

意外な経歴を持っている芸能人は多く、マツコ・デラックスはもともと雑誌編集者として活躍していたことがきっかけでメディアに出演するようになり、タレントに転身したことは知られています。

また、もともと仕事でメディアに出演したことがきっかけで、芸能人として活躍をはじめたという人も少なくありません。

スポーツ選手やアスリートが引退して芸能人になることは珍しくありませんし、医師や弁護士など専門家が、その知識を生かしてタレントとしても活躍するケースも見られます。