【2021年版】スポーツインストラクターに資格は必要? おすすめの資格は?

「スポーツ指導者」の「指導員」・「トレーニング指導者」・「NSCA認定パーソナルトレーナー」などスポーツインストラクターに関する資格はさまざまあります。

スポーツインストラクターは適切な指導をするために幅広い知識をもつ必要があるため、自分のやりたいことと照らし合わせながら資格を取得するとよいでしょう。

この記事では、スポーツインストラクターの資格について解説します。

スポーツインストラクターにおすすめの資格は?

スポーツインストラクターには、とくに決まった資格や試験などはありません

しかし、適切な指導するためには幅広い専門知識を持っておくことが必要になります。

専門学校や大学に進学し、実習などで学びながら各種の資格を取得しておくと、就職活動の時に有利になったり、実際に指導したりする際にも役に立ちます。

自分のやりたい仕事と照らし合わせながら取得の勉強をしていくとよいでしょう。

スポーツインストラクターにおすすめの資格
  • 日本体育協会認定「スポーツ指導者」の「指導員」
  • 日本トレーニング指導者協会の「トレーニング指導者」
  • 日本ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の「NSCA認定パーソナルトレーナー」
  • 財団法人健康・体力づくり事業財団の「健康運動指導士」

日本体育協会認定「スポーツ指導者」の「指導員」

フィットネスクラブやスポーツジムなどの運動施設で、利用者の指導にあたるための能力があると認められた人に与えられる資格です。

18歳以上の者が、

  • NHK学園の通信講座を35時間
  • 都道府県の体育協会などが実施する講座を40時間以上

受講し、それぞれの判定基準をクリアすれば与えられます。

日本体育協会の指定する大学や短大、専門学校で学ぶと講習や試験の一部が免除されます。

日本体育協会認定 スポーツ指導者

日本トレーニング指導者協会の「トレーニング指導者」

科学的根拠にもとづく運動プログラムを作成、指導するために必要な知識を習得したと認められた人に与えられる資格です。

一般科目と専門科目を合わせて72時間の養成講習会を受講し、認定試験を合格した人に与えられます。

日本トレーニング指導者協会 トレーニング指導者

日本ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の「NSCA認定パーソナルトレーナー」

対象者の年齢や性別、経験を問わず、幅広い人たちのニーズに合わせてトレーニング指導を行う能力があると認められた人に与えられる資格です。

講習会を受講して修了証を取得し、資格試験に合格すれば認定証がもらえます。

日本ストレングス&コンディショニング協会(NSCA) NSCA認定パーソナルトレーナー

財団法人健康・体力づくり事業財団の「健康運動指導士」

心臓病などの生活習慣病を予防し、健康な生活を維持するため、運動プログラムを作成・対象者を指導する能力があると認められた人に与えられる資格です。

4年生の体育系大学の卒業生、または卒業見込み者が養成講習会を受講し試験に合格すれば、「健康運動指導士」として登録できます。

健康運動指導士の資格試験を主催する「健康・体力づくり事業財団」によると、資格を生かしてフィットネスクラブだけでなく、病院や介護施設、保健所などで勤務する人もいるそうです。

財団法人健康・体力づくり事業財団 健康運動指導士

各専門分野に関する資格

日本フィットネス協会(JAFA)の「グループエクササイズフィットネスインストラクター(GFI)」

エクササイズを指導する能力があると認められた人に与えられる資格です。

筆記テストと実技テストに合格すれば与えられます。

また、教習ワークショップも開催しており、筆記や実技テストの前に受けることもできます。

日本フィットネス協会(JAFA) グループエクササイズフィットネスインストラクター(GFI)

日本体育協会、日本水泳協会、日本スイミングクラブ協会が合同で行う「公認水泳教師」

これらの協会が主催する専門科目と共通科目を履修することで資格を取得できます。

指導対象者によって

  • 幼児
  • 学童
  • 成人
  • 競技
  • ベビー
  • 高齢者
  • 妊婦

と分かれています。

日本スイミングクラブ協会 公認水泳教師

ヨガインストラクター

ヨガにはさまざまな種類があり、全国各地で養成講座が開かれて民間資格も多数あります

こうしたヨガをはじめとした専門種目のインストラクターの場合、それぞれの協会などがインストラクターの養成講座を開催しているため、インターネットや専門雑誌などでチェックしてみてください。

スポーツインストラクターの入社後講習

社内研修が充実している施設が多い

スポーツインストラクターに大切なことは、

  • 体を動かすのが好きなこと
  • 人と接するのが好きなこと
  • 人の役に立てるのが好きなこと

などです。

採用面接では、運動能力よりも適性の方を重視して判定されます。

スポーツインストラクターに必要な知識は、やる気さえあれば入社後に身につけることも可能です。

そのため、たいていのスポーツジムやフィットネスクラブでは、社内研修を行っています。

社内での研修・講習

スポーツジムやフィットネスクラブなどでは、入社後に独自の講習や研修を受けます。

スポーツインストラクターになる際、まず資格を取得してから、スポーツジムやフィットネスクラブに就職するのも一つの方法ですが、ジムやクラブへ就職した後、社内で講習を受け指導の技術を学ぶというパターンもあります。

あるフィットネスクラブの例

大手フィットネスクラブでは、入社後1ヵ月の研修で、

  • 解剖学
  • 運動力学
  • 生理学

などの基礎を学ぶと同時に、顧客への対応を学びます。

その後、アシスタントとして現場に入り、インストラクターの補佐からはじめます。

徐々に顧客を担当し、実践経験を積む一方、社内のフォロー研修で、一人前のスポーツインストラクターを目指すことになります。

研修証は社内でのみ通用

日本体育協会や日本トレーニング指導者協会などの公的な資格は、他のスポーツジムやフィットネスクラブでも通用しますが、社内研修の修了証が通用するのは、その会社内に限られるため注意が必要です。

どれだけ研修や講習を受けたとしても、転職した際には有用でない場合があるので気を付けましょう。

スポーツインストラクターに資格は必要? のまとめ

スポーツインストラクターには、とくに決まった資格や試験などはありません。

しかし、適切な指導するためには幅広い専門知識を持っておくことが必要になります。

おすすめの資格として、日本体育協会認定「スポーツ指導者」の「指導員」・日本トレーニング指導者協会の「トレーニング指導者」・日本ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の「NSCA認定パーソナルトレーナー」・財団法人健康・体力づくり事業財団の「健康運動指導士」があります。

ヨガをはじめとした専門種目のインストラクターの場合、それぞれの協会などがインストラクターの養成講座を開催しているため、インターネットや専門雑誌などでチェックしてみてください