理学療法士国家試験の難易度、合格率

理学療法士国家試験の難易度は?

合格率は高くても注意が必要

理学療法士として働くためには、理学療法士国家試験に合格する必要があります。

理学療法士になるには

理学療法士国家試験は、ほとんどの年で合格率が「80%以上」となっているため、簡単な試験なのではないかと思われることもあるようです。

しかし、実際には決して試験内容が簡単というわけではなく、合格レベルまでしっかりと勉強をしてから試験に臨む人が多い結果、このような高い合格率になっているようです。

理学療法士国家試験では専門的な内容が問われます。時間をかけて計画的に勉強に取り組まなければ、合格は難しいでしょう。

理学療法士の試験の難易度

繰り返しになりますが、理学療法士の試験の難易度は決してやさしいものではありません。

ほとんど勉強をせずに、まぐれで受かってしまうということはほとんどないと考えておいたほうがよいでしょう。

専門学校などでは、カリキュラムの一部に国家試験対策が含まれていることが多いですが、自分でも積極的に勉強する気持ちがないと、合格することは難しくなります。

なお、以前はさらに高い合格率で、だいたい90%前後を推移していたものの、近年は少しずつ下がる傾向にあります。

国家試験の応募者が増えていること、また理学療法士の数が増えてきていることから、試験の難易度は上がりつつあるようです。

ただし、年度によって合格率は異なるため、自分の受ける年度の前年度の試験が簡単だったからといって、油断しないようにしましょう。

学校の偏差値は合格に関係ある?

偏差値の高い学校では、国家試験の合格率も高くなるのでしょうか。

実際そのようになることもありますが、必ずしも合格率が上がるとはいえません。

たとえば、国家試験の対策を練ることができなかったり、実習などの関係で十分な勉強ができなくなってしまったりした場合、偏差値の高い学校に行ったからといって必ず合格率が上がるとはいえません。

もちろん、学校の講義を通じて専門知識を深めることはできますが、自分で努力することが何よりも大切です。

理学療法士国家試験の合格率

理学療法士国家試験受験者数の推移

理学療法士国家試験の受験者数はやや増加の傾向にあります。平成27年度の受験者数は前年よりも増加し12,515人となりました。
理学療法士国家試験受験者数_27

理学療法士国家試験合格率の推移

理学療法士国家試験の合格率は、年によってややばらつきがあります。平成27年度試験の合格率は、前年より減少し74.1%となっています。
理学療法士国家試験合格率_27

平成27年度 理学療法士国家試験新卒・既卒受験者・合格率

平成27年度の理学療法士国家試験の受験者数は、新卒が10,562人、既卒は1,953人で比率にすると、新卒84.4%、既卒15.6%です。
理学療法士国家試験新卒・既卒合格率_27

平成27年度 理学療法士国家試験の概要

試験日 1.筆記試験:平成28年2月28日(日曜日)
2.口述試験及び実技試験:平成28年2月29日(月曜日)
申込書受付 平成27年12月15日(火曜日)から平成28年1月5日(火曜日)
試験地 1.筆記試験:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県及び沖縄県
2.口述試験及び実技試験:東京都
受験資格 文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した理学療法士養成施設において、3年以上理学療法士として必要な知識及び技能を修得したもの(平成28年3月18日(金曜日)までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)など
試験科目

筆記試験

一般問題及び実地問題に区分して次の科目について行う。ただし、点字試験受験者に対しては、実地問題については行わない。また、視覚障害者に対しては、弱視用試験又は点字試験による受験を認め、点字試験受験者に対しては、試験問題の読み上げの併用による受験を認める。
<一般問題>
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法
<実地問題>
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法

口述試験及び実技試験

点字試験受験者に対して、実地問題に代えて次の科目について行う。運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法

合格率 74.1%(平成27年度)
合格発表 平成28年3月29日(火曜日)午後2時に厚生労働省及び各地の理学療法士国家試験臨時事務所にその受験地、受験番号を掲示して発表
受験料 10,100円
詳細情報 厚生労働省 理学療法士国家試験

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