柔道整復師国家試験の難易度、合格率

柔道整復師採用までの流れ

柔道整復師になるには、柔道整復師養成課程のある大学・短大・専門学校で専門的な知識と技術を3年以上学んだうえで、柔道整復師国家試験を受験し、免許を取得しなければなりません。

柔道整復師になるには・必要な資格は?

国家試験に合格すると、申請により柔道整復師名簿に登録され、免許を取得することができます。

免許取得後は人によって進路が変わってきますが、一般的には整骨院や接骨院などへ就職し、現場経験を積みながら一人前の柔道整復師を目指す流れです。

新卒の柔道整復師を採用する整骨院・接骨院は多くありますが、新人のうちは見習いのアルバイトとして、先輩のサポートや手伝いをしながら実務を覚えていく形をとっている職場もあります。

柔道整復師国家試験の受験資格

柔道整復師の国家試験として一番にいえるのは、柔道整復師養成課程のある学校で3年以上学び、必要な単位数を履修して卒業(または卒業見込み)することです。

この条件を満たせば、年齢は関係なく柔道整復師国家試験を受験することができます。

ただし、柔道整復師になるための学校へ入学する際には、基本的に「大学に入学できること」、つまり「高卒」の学歴が求められるため、18歳で養成学校へ入学したとして、国家試験を受験できるのは早くても21歳ころからになるでしょう。

受験にあたって年齢の上限はなく、40代や50代で柔道整復師国家試験を受験している人もいます。

柔道整復師の合格難易度

柔道整復師国家試験の合格率は比較的高く、ここ数年は60%前後で推移しています。

決して低いわけではありませんが、平成25年度くらいまでは70%を超えることも多かったことを考えると、近年はやや難化しているといえるかもしれません。

平成28年度(第25回)の合格率は63.5%、平成29年度(第26回)は58.4%、平成30年度(第27回)は65.8%と、年度によって多少の波もあります。

また例年、新卒の合格率が80%~90%以上を推移しているのに対し、既卒は10%~30%台にとどまることが多く、既卒での合格が難しいことがわかります。

逆にいうと、養成学校での日々の勉強をしっかりしていれば、合格は一気に近づいてくるといえるでしょう。

養成学校によっては、新卒の国家試験合格率100%となっているところもあります。

柔道整復師国家試験の受験者数・合格率

柔道整復師国家試験の合格率

柔道整復師の国家試験は、以前は90%近くの合格率でしたが、ここ数年の間は70%前後の数値となっています。

合格率は平成24年が68.2%、25年75.3%、26年65.7%、27年64.4%、28年63.5%、29年58.4%となっており、年によって多少の波があります。

受験者数は近年は7,000人前後を推移しています。

なお、柔道整復師の人数飽和への懸念から、柔道整復師の国家試験が難易度が上がる可能性もあり、今後もこの合格率が続くかどうかについては定かではありません。

柔道整復師国家試験受験者数の推移

柔道整復師国家試験の受験者数は、減少傾向にあります。平成30年度の受験者数は前年度よりさらに減少し6,164人となっています。

柔道整復師国家試験受験者数_30

柔道整復師国家試験合格率の推移

柔道整復師国家試験の合格率は、平成26年度より下降傾向にありましたが、平成30年度試験の合格率は上昇し65.8%となりました。

柔道整復師国家試験合格率_30

平成30年度 柔道整復師国家試験の概要

試験日 平成31年3月3日(日曜日)
申込書受付 平成31年1月4日(金曜日)から同年1月16日(水曜日)までに公益財団法人柔道整復研修試験財団に提出すること。
試験地 北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県
受験資格 3年以上、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校又は都道府県知事の指定した柔道整復師養成施設において柔道整復師となるのに必要な知識及び技能を修得したもの(平成31年3月14日(木曜日)までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)など
試験科目 解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論及び関係法規
合格率 58.4%(平成29年度)
合格発表 平成31年3月26日(火曜日)午後2時に、厚生労働省にその受験地、受験番号を掲示し、公益財団法人柔道整復研修試験財団のホームページにおいてもその受験地、受験番号を掲示して発表
受験料 16,500円
詳細情報 厚生労働省 柔道整復師国家試験