高校教師の一年間の流れ

高校教師は4月から新学期が始まり、3月で一区切りします。ここでは、1年の流れを教師側の視点に立って大まかに説明したいと思います。

4月

新しい生徒の顔を覚える。生徒一人ひとりと接する時間を多く設け、生徒の特長や人柄、考えていることなどを把握する。また、部活顧問の受け持ちなどもここで決まる。

5月〜6月

今年度の授業を指導要領に沿って進めるために授業の計画を立て、それを実践する。

7月

秋に催される修学旅行の準備を始める。ツアー会社やカメラマンと契約したり、しおり作り、現地の視察や旅行日程のプラン作りなど。多くの場合は新人と熟練教員が数人で行う。また、下旬の夏休み前には期末テストがあるので、その準備を進める。

8月

生徒は夏休みで登校はしない。昔は教師も登校する義務はなかったが、現在はそれが問題となって、毎日学校で働く必要がある。また、この長い休みの期間にこれまでの授業の運びを確認し、9月以降の授業計画を再度練り直す。

高校教師にとって今は8月は非常に忙しく、近隣の学校などと連携して授業や生徒教育に対する意見交換会や、授業の質をあげるための模擬授業なども開催される。

9月〜11月

多くの学校ではこのシーズンに文化祭や運動会、修学旅行が催される。生徒と一致団結をして、よりよりクラス作りをすることが求められる。また、修学旅行の時は生徒がはめを外しやすく、問題も起きやすいので終始生徒に気を配らなければならない。

12月〜3月

2年生を受け持っている場合は、生徒一人ひとりと面談して3年に向けた進路を決める。多くの学校は文系と理系や進学クラスなどに分かれるため、生徒の意見を尊重しつつ、また生徒の親との面談なども行い高校を卒業したあとの進路などもここで大まかに決めなければならない。

3年生を受け持っている場合は非常に多忙になる。生徒一人ひとり進路が異なるので、細心の注意が必要である。

例えば、就職するのであれば、就活の面倒や職探しの手伝いなどをしなければならないし、大学に進路を決めているのであれば、AO試験、推薦、一般どれにするのかを考えなければならない。特に推薦の場合は高校の成績が関与してくるので、教師の器量が問われる。

教師は自分のクラスの生徒一人ひとりのことを考えなければならない時が多くあります。学生生活にとって一番大切な進路を決めなければならないのが2年生と3年生なので、教師も相応に覚悟しなければなりません。

仕事体験談