高校教師に向いている人・適性・必要なスキル

高校教師に向いている性格・適性

高校教師に限らず、教師が一番大切なことは「生徒を思いやる心」を持つことです。

ただ授業だけをこなせばいい、生徒の問題は家庭で解決してほしい、といった考えを持つ人は、教師には向いていないでしょう。

教師はただ生徒に勉強を教えるだけの人ではなく、人生の先輩としての姿を見せたり、生徒の悩みや不安に寄り添ったり、人として生徒と一緒に成長していく存在です。

ときには保護者や友人よりも生徒のことを考え、支えになっていけることが、教育者としての資格といえるでしょう。

高校教師になるには・どんな資格が必要?

高校教師に必要なスキル・能力

逆境に耐えられる精神力

教師とは企業のように頑張ったらそれだけインセンティブが貰えるわけでもありませんし、誰から評価されるわけでもありません。

まさに無償の努力が必要な職業で、生徒と時間を共に過ごす中で仕事がスムーズにいくことは非常にまれです。

授業がうまくいかなかったり、指導した生徒が希望の進路につけなかったり、いじめやトラブルが起きたりするなど、精神的な負担がかかる問題を常に抱えています。

教師は、こうした逆境に耐えられる精神力を持っていなくてはなりません。

生徒を見る観察力

高校教師となり担任を受け持つ場合、数十人の生徒の未来を預かる身となります。

生徒一人ひとりを普段からよく観察し、普段と違う様子はないかをしっかりと観察することが必要です。

いつもと違う様子を見せた場合は、声をかけるなどし、もし問題があった場合は親身になって考え、問題解決のために必要な努力は惜しまないという姿勢を見せなくてはなりません。

高校教師に向いていないのはどんな人?

勉強をし続ける姿勢を持てない人

高校教師は、教師になってからも日々勉強を続けなければなりません。

人に教えるためには、何より自分が理解していなければなりませんし、多くの知識があるからといってうまく生徒に教えられるとは限りません。

生徒から質問を受けて答えられなかったり、内容を間違って教えたりしてしまっては、教師としての立場がありません。

また、教科書の改訂や新説の登場などにより、教える内容が大きく変わることもあります。

そのためには、参考書はもちろんのこと新書や論文なども読み、常に知識をアップデートしていかなくてはなりません。

高校教師になったからといって、勉強をやめてしまっては教師として成長していくことはできないでしょう。

自信過剰に注意

高校教師は、一度教師になるとその職を奪われることはほとんどなく、人生の大半を学校で過ごすことになります。

どうしても狭い世界で生活をすることになり、また生徒から「先生」と呼ばれ尊敬される立場にあることから、一般的なサラリーマンに比べるとどんどん自信過剰になってしまう場合があります。

しかし、こうした態度はすぐに見抜かれてしまいます。

授業がつまらなければ生徒の学力をアップさせることはできませんし、教師の態度を見て信頼できないと生徒に思われれば、慕われることもありません。

また、教職課程を経た人は一般的に学力が高く、自分の知識や経験に自信を持っている人も多いですが、いざ教師になり教壇に立つと、これまでのように上手くいかないことが多く挫折してしまうことも少なくありません。

教師になったからといって努力することを忘れず、常に謙虚な姿勢でいることが大切だといえるでしょう。