高校の新任教師は大変?

授業に慣れるまでは一苦労

高校教師になって、最初の1年はとても勉強することが多く、また厳しい環境に置かれることでしょう。例えば、学年6クラスある学校で、自分が日本史の教科を請け負うこととなったと仮定します。一週間に3日間日本史の授業があるとすると、18回授業をこなさなければならないのです。

もちろんクラスが違えど行う授業内容は同じにしなければなりませんが、しかし、クラスの中には一コマ分遅れているクラスや、逆に早く進みすぎているクラスも出てきます。

遅れているクラスに関しては、授業を早めるためにそのクラス専用のプリントを作らなければならない時もありますし、逆に進みすぎているクラスに対しては、その対策を考えなければなりません。

このように、授業を行うことに慣れないことには、時間配分もままなりませんので、最初に立ちはだかる難関かと思います。

指導教員との関係

就業1年目は多くの場合手慣れた教員が傍につく指導教員がいます。その教員との関係も大事になってきます。指導教員が新人に対して理解のある人ならば心強い味方となるのですが、そうでない場合も時々あります。

指導教員は数十年と教員歴があるので、新人にとっては難しいことも知らずにやらせてきます。

例えば、新人時代は空き時間も次の授業の組み立てやプリント作りに費やしますが、それとは別に「修学旅行のしおりを作ってくれ」や「明日は有給取っているから生徒に自習させる。だから教室に居て様子を見ていてほしい」などと要求されます。本音を言いづらい新人時代はこのように我慢しなければならない事柄が多々あります。

部活は大変

また、一番大変なのは部活です。多くの教員は部活の顧問を受け持ちたがらないので、新人に押し付けてしまいます。盛んな学校であれば夜まで部活は続きますし、その間部員を見てなければなりません。

さらに、部活の多くは土日祝日も行いますので、自分の休みがありません。特に運動部の場合は部活中怪我などされたら、親とのコミュニケーションも出てきますので、神経が擦り減ります。

このように高校教師の新人時代は勉強することは多々あり、またそれと同時に他教員との人間関係にも頭を悩ませるような1年になるかと思います。新人時代はすべてが新鮮なことで、自分が夢に描いていたことでもあるので、それをバネに苦労を楽しみに変えることが大切になるでしょう。

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