競輪選手の賞金・給料・年収

男性選手の平均年収は、約1200万円

競輪選手の平均年収は、約1200万円です。が、実力の世界だけに、成績によって年収にも大きな格差があります。

約2700名の男性選手は、レースでの成績によってS級S班、S級1班、S級2班、A級1班、A級2班、A級3班の6つにランク分けされています。

最上位のS級S班の選手は、年収が1億円を超えますが、S級1班の選手で年収は平均で約3000万円、A級1班の選手で約1100万円、新人選手が所属するA級3班の選手で600万〜800万円といわれています。

高額ではありますが、1990年代以降、競輪界全体の売上が減少していますので、賞金額は減っています。そのため、選手の賞金獲得額も全体的に下がってきています。

競輪選手の収入は、レースの着順に応じて受け取る賞金に加え、さまざまな手当です。

手当には、着順に関係なく受け取る約3万円の「参加手当」、雨や雪が降れば支給される「雨敢闘手当」、年末年始に支給される「正月手当」などがあります。また、競輪場までの交通費も支給されます。

先頭誘導員資格をもつ選手が、レースで先頭誘導員を務めると、その手当も支給されます。賞金の少ない選手にとっては、貴重なアルバイトとなっています。

一定期間競輪選手として勤めていた選手は引退する際に2000万円の退職金と独自の年金120万円が15年間支払われ続けます。

賞金額はレースのグレードなどで大きく変わる

1着の賞金額で最高は、「KEIRINグランプリ」の1億円です。S級選手から選ばれた9人による一発レースで、優勝すれば1億円を手にできます。世界でも最も高い優勝賞金として、ギネスブックにも認定されています。

2着以下の賞金は、2000万円、1200万円、800万円、660万円、570万円、540万円、520万円、500万円となっており、9着の選手にも500万円が支払われるため、かなりの賞金総額になります。

一般に、レースの賞金額は、GⅠ、GⅡ、GⅢといったレースのグレードと、「予選」と「特選」、「決勝」で大きく違います。

たとえば、優勝賞金が1940万円のGⅡクラスのレースでも、予選のレースは1着でも約30万円です。最下位の9着なら十数万円になります。

また、同じグレードのレースでも、開催する競輪場によって賞金額が違うこともあります。

競輪選手は、どのレースに出場するか、自分で選ぶことはできません。競輪レースを運営するJKAが出場選手を選び、出場依頼を行います。選手がOKすれば、出場が決定します。