競輪選手になるには? 目指せる年齢・向いている人の特徴を解説

競輪選手になる一般的な方法は、日本競輪選手養成所で学び、競輪選手資格検定に合格することです。

17歳以上の人なら誰でも受験でき、性別や年齢による区別はありません。

ここでは、競輪選手になるためのルートについて詳しく解説します。

競輪選手になるまでの道のり

日本競輪選手養成所で学び、資格試験を受ける

競輪選手になるには、国家試験である「競輪選手資格検定」に合格しなければなりません。

競輪選手資格検定は誰でも受験できますが、実際には「日本競輪選手養成所」で学んだ者でなければ合格はかなり難しいです。

したがって、競輪選手になりたい人は静岡県伊豆市にある日本競輪選手養成所に入学して、1年間勉強することが実質的な前提条件となっています。

日本競輪選手養成所での生活

規則正しい寮生活を送る

日本競輪選手養成所の在学期間は通常1年弱ですが、成績優秀者は半年でも卒業できます。

既婚者も含めて全寮制となっており、帰宅できるのは夏と年末年始の休暇中に限られます。

学費は無料ですが、寮での食費やウェア代などで約100万円かかります。

その費用はレースを運営する「JKA」から借りることができ、返済は競輪選手になったあとで獲得した賞金から引かれます。

寮での生活は、いくつか制約があります。

まず、携帯電話やパソコンの持ち込みは原則として禁止され、決められた時間のみ使用可能です。

髪型は男女とも「清潔感があればよい」と決められています。強制ではありませんが、自主的に丸刈りやベリーショートにしてる人もいます。

競輪は公営ギャンブルで賭けの対象になるため、不正防止とともに、体調管理や生活態度についても厳しくチェックされます。

日本競輪選手養成所での授業内容

日本競輪選手養成所の授業については学科と実技があり、学科では競輪選手に必要な法律の知識や競輪のルール、自転車に関する知識のほか、国語や社会といった一般科目も勉強します。

実技は養成所内の施設やバンクで行われ、筋力トレーニングや実際のトラックレーサーを使っての訓練などがあります。

競輪選手資格検定試験を受ける

日本競輪選手養成所の卒業直前に競輪選手資格検定を受験し、合格すれば晴れて競輪選手としてのデビューです。

養成所でしっかりと学べばたいてい合格するといわれており、実際にほとんどの受験生が合格しています。

競輪選手として競技生活に入る際には、全国各地にある日本競輪選手会の支部に所属します。

所属する支部は、出身地や師匠と同じ支部を選ぶことが多いです。

日本競輪選手養成所の入学条件・難易度・倍率

競輪選手になるまでのルート

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競輪選手になるための学校(養成所)

日本競輪選手養成所では一般入試が実施されており、入所希望者は技能試験と適性試験のどちらかを受けます。

技能試験は自転車競技で一定の実績がある受験生が対象で、適性試験は他のスポーツ経験者が対象です。

技能試験の内容は、1次試験が1000メートルと200メートルのタイムトライアルです。

合格基準は1000メートルのコースを1分10秒程度で走行する能力が求められます。

自転車競技経験者が対象となる試験で、かなり鍛えないと合格基準のタイムを出すのは難しいです。

適性試験の1次試験は垂直跳びと背筋力の測定で、2次試験が台上走行試験装置を使った回転回数や走行速度の測定です。

2次試験はどちらも共通で、身体検査と人物考査(口頭試問、適性検査、作文など)が行われます。

競輪選手に向いている人

競輪は脚力と背筋力にすぐれた人に向いています。

また、同じ自転車競技でも長距離のロードレースは持久力が重要ですが、バンクでスピードを競う競輪の場合は瞬発力が問われます。

勝負の世界ですので、勝つこともあればスランプに陥ってなかなか勝てないこともあります。

そんなときでもグッと我慢する忍耐力や精神力も競輪選手には欠かせないものです。

レース中は選手同士の間でさまざまな駆け引きも展開されますから、他の選手の走りや精神状態を見極める分析力も必要とされます。

競輪選手に向いている人・適性・必要な能力

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競輪選手のキャリアプラン・キャリアパス

競輪選手は高収入の職業ですが若手時代は収入が安定しない選手も多く、そのまま引退に追い込まれる場合もあります。

日々の練習で実力を磨き、選手のランクを上げて賞金を稼げる選手になる努力をし続けなければいけません。

競輪はスポーツのなかでは選手寿命がかなり長い競技で、50歳を超えても現役を続けている人も珍しくありません。

引退後のセカンドキャリアはそれぞれですが、一般的なパターンとしては競輪場のスタッフになる人が多いです。

女性でも競輪選手になれる?

女子選手も男子選手と同じく、日本競輪選手養成所に入って競輪選手資格試験に合格しなければなりません。

日本競輪選手養成所の入学試験も、男子選手とほとんど同じ内容です。

養成所では女子も全員が寮生活をしますが、寮はフロアによって男女別になっています。

日曜日の外出は男子と女子が隔週で許可されており、男女が同じ日に外出することはできません。

全体の1割程度の数ではありますが、毎年女性の新人選手も誕生しています。

男子との体力の違いから、女子は男子とは別のレース(ガールズケイリン)を走ることになります。

女性の競輪選手(ガールズケイリン)のキャリアパス・結婚後の生活

競輪選手を目指せる年齢は?

日本競輪選手養成所の入学試験は、高卒以上の学歴がある17歳以上の人なら誰でも受験でき、年齢の上限はありません。

他の競技に比べると選手寿命が長いため、目指せる年齢も他の競技より高くなっています。

実際に30歳を越えて競輪選手になる人もおり、史上最年長は2012年になんと50歳で日本競輪選手養成所を卒業した女子の高松美代子選手です。

男子選手でも35歳で養成所を卒業した選手もおり、能力があれば何歳でも競輪選手になることは可能です。

競輪選手になるにはのまとめ

競輪選手になるには、日本競輪選手養成所の入学試験に合格し、その後国家試験である競輪選手資格検定に合格することで、選手登録ができます。

高校卒業程度の学力があり、満17歳以上の者であれば誰でも入学できるため、20~30代から競輪選手を目指す人も少なくありません。