電気工事士の独立、開業

電気工事士は独立しやすい?

電気工事士は独立、開業できる仕事であるため、将来は雇われではなく、自分一人の力で仕事をしていきたいと考えている人もいるかもしれません。

しかし、経験の浅い人がいきなり独立して成功することは決して簡単ではありません。

この仕事をやるうえで何より必要とされるのは、資格とスキルです。独立するならば、電気工事士第二種に加え、第一種までの取得を目指したほうがよいでしょう。

また、現場経験を積まなければ身につかないことも多くあるため、まずは電気工事を行う会社に就職し、しっかりと地盤を固めていくことが大切です。人脈形成にも力を入れておきましょう。

開業準備

電気工事士が開業する際は、所定の手続きが必要となります。

必須となるのは、登録電気工事業者として「電気工事業法」に基づく都道府県知事の登録を行うことです。この手続きを行えば開業すること自体は可能です。

しかし、登録を受けただけでは満足な仕事ができないともいわれており、さらに都道府県の電気工事工業組合に加盟し、電力会社の指定業者となるための指導・教育を受け、電力会社の指定業者申請を行うのが一般的な流れとなっています。

独立前の準備が大切

なお、建築設備工事関連の資格は、電気工事士以外にも電気施工管理技士、電気主任技術者、消防設備士、電気通信工事担任者などさまざまあり、取得している資格が増えれば、その分だけ業務範囲も広がります。

しかし、独立後に新しい資格を取得するための勉強をするのはとても大変です。

会社にいるときは任された自分の担当業務のみに集中することができますが、独立となれば、たとえば営業や事務、経費処理などそれまで会社がやってくれていたことも、基本的にすべて自分で考えて動いていかなくてはなりません。

とくに軌道に乗るまでは雑務に追われ、ほぼ睡眠時間がない状態でやっていかなければならないこともあります。

仕事と資格の勉強を両立させることも不可能ではありませんが、準備万端でスタートしたいのであれば、独立後にやりたい仕事を考えたうえで、それに見合った資格をできるだけ早めに取得しておくとよいでしょう。

仕事体験談