商社マンになるには

商社マンになるには

商社マンになるには、それぞれの商社が実施する採用試験を受けて、総合職として採用されることが必要です。

ただ、商社の仕事は複雑かつ多岐にわたっており、外部からはその実態を正確に掴みにくいという問題があります。

このため、多くの学生は、企業の就職説明会に参加するのはもちろん、OB・OG訪問を行ったり、インターンシップに参加したりして、十分な情報収集を行ってから、採用試験に臨みます。

採用試験は、まず書類選考による絞り込みが行われ、その後に実施される数度の面接試験を経て、最終的に内定となる流れが一般的です。

面接試験においては、志望動機などを通して、商社マンという仕事への理解度を問われますので、事前の情報収集は合否を分ける重要なポイントとなります。

無事に内定を得られたら、商社マンとしてのキャリアをスタートさせることができますが、配属先については、基本的に自分で選択できないという点には留意する必要があります。

商社の仕事というと、営業職のイメージが強いかもしれませんが、人によっては、経理部や人事部などに配属になる可能性もあります。

商社の就職難易度

商社マンは、世界を舞台に大きなビジネスを手掛けることができ、また給料や福利厚生などの待遇面も恵まれているため、非常に人気の高い職業です。

例年、数多くの学生が商社への就職を希望しますので、採用倍率は高くなりがちで、総合商社などでは100倍を超えるケースさえあります。

就職希望者が多い関係上、選考基準も高くなり、高学歴の学生や、全国レベルの体育会系出身者、帰国子女などと限られた採用枠を争わなければならず、就職難易度はきわめて高いといえます。

商社マンを目指すなら、高校・大学を通じて、学生生活全般をどう過ごすかが非常に重要になるでしょう。

商社マンになるための学校の種類

商社マンになるためには、大卒以上の学歴であることが必要です。

とくに総合商社には、東京大学や京都大学などの名門国立大学、慶応大学や早稲田大学などの有名難関私立大学の学生が多数集まります。

もちろん学歴がすべてではありませんが、書類選考を突破するために学歴が重要になるのもまた事実ですので、面接に進んで自分をアピールするためにも、できる限り高学歴を目指すべきです。

学部・学科については不問ですが、商社マンに必要な経営、経済、金融などの知識を学べる、経済学部、商学部、法学部の出身者が多いようです。

これらの学部には、現役で活躍する商社マンも多数いますので、OB・OG訪問を行いやすいというメリットもあります。

商社マンになるためにはどんな大学・学部に行けばいい? 理系でもなれる?

商社マンに向いている人

商社マンに最も必要なのは、コミュニケーション能力です。

仕入先と販売先、その間に立って利害関係を調整し、ビジネスを成立させるためには、相手の心情を読み取る力やプレゼン力、交渉術など、さまざまなスキルを高いレベルで備えていなければなりません。

日常生活において、年齢や性別、国籍などに関係なく誰とでも仲良くなれる人や、多くの人を束ねて、リーダーとして活躍できる人心掌握術に優れた人などは、商社マンに向いているでしょう。

また、商社マンの仕事は激務であるため、心身ともにタフである体育会系出身者も向いています。

体育会で揉まれてきた人は、上下関係に厳しく、礼儀作法も徹底的に叩き込まれていますので、ビジネスの現場においても重宝されやすいようです。

商社マンに向いている人・適性・必要なスキル

商社マンのキャリアプラン・キャリアパス

新人として配属された商社マンは、商品の発注業務や通関手続きなどの貿易事務を学びつつ、先輩社員からの指導の下、実務経験を積んでいくケースが一般的です。

実力や熱意が認められれば、若手であっても海外出張をこなしたり、大型案件に携わることも珍しくなく、まだキャリアの浅いうちからビジネスの第一線で活躍できる点が、商社マンの大きな特徴です。

また、キャリアのどこかの時点で、数か月~3年程度の海外赴任を経験したり、子会社やグループ会社に出向を命じられることもあります。

大手を中心として、商社マンの離職率は低く、定年退職まで勤める人が大半ですが、なかには商社での経験を生かして起業したり、コンサル企業や投資銀行などに転職する人もいます。

商社マンを目指せる年齢は?

商社の業務は非常に広範囲に及んでおり、一人前の商社マンになるためには長い時間がかかります。

このため、未経験でも採用されるチャンスがあるのは、第二新卒とみなされる20代中盤までです。

20代後半や30代から商社マンを目指すなら、ある程度の実務経験を求められますので、営業や経理、法務、貿易など、商社の業務と関連性の高いキャリアを積んでいることが必要になるでしょう。

また、新卒採用と同じように、第二新卒やキャリア採用においても、商社への就職競争は熾烈ですので、語学スキルや貿易系資格など、なんらかのアピール材料があることが望ましいといえます。

女性でも商社社員になれる?

一昔前までは、商社の女性というと一般事務職がほとんどでしたが、近年は女性の総合職社員も増加傾向にあります。

仕事内容に男女の差はなく、数十億円単位のお金を動かしたり、グローバルに活躍している女性の商社社員も大勢います。

また、大手商社の福利厚生制度は充実しており、出産・育児休暇を取得しやすかったり、社内に託児所を設けているところもありますので、仕事と家庭を両立させやすいでしょう。

ただし、商社がハードワークを強いられる職場であることには変わりありませんので、家族や周囲のサポートは不可欠であり、結婚や出産を機に配置転換を願い出たり、一般職に移るケースもあります。

女性の商社社員のキャリアパス・結婚後の生活

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