商社の一般事務職の仕事内容・なるには

商社の一般事務職の仕事内容

一般職というと、お茶くみやコピー取りといった「誰でもできる仕事」をまずイメージする人が多いかもしれません。

もちろん、商社の一般職についても、そのような仕事も業務の範疇であり、基本的に事務作業がメインであることには変わりありません。

ただ、商社の事務作業は、総合職社員のサポートや商品の受注発注業務、提案書類の作成、貿易関連の実務など、質・量ともにハイレベルです。

また、多忙で社内にいないことの多い営業職社員に代わって、海外のスタッフや取引先と電話やメールでやり取りする機会も頻繁にあります。

このため、ほかの業界の一般職とはやや事情が異なり、商社の一般事務職には、総合職に近い高度な専門知識と事務処理能力が求められます。

仕事には大きなやりがいや楽しさ・面白さがありますが、そのぶん、苦労することやつらい思いをすることも、ほかの業界の一般職より多いでしょう。

商社の一般事務職になるには

商社の一般事務職は人気職種であり、例年数多くの学生が殺到します。

そのうえ、そもそもの採用枠自体が最大手でも数十名程度と決して多くありませんので、採用競争は熾烈で、倍率が100倍に達することもあります。

給料面に関しても、総合職には及ばないものの、大手総合商社の場合、30歳前後で年収700万円、40歳前後で年収800万円ほどが相場であり、そうした待遇面の良さも人気に拍車をかける一因となっています。

学歴としては、短大・大卒以上が求められることが一般的ですが、大手総合商社については、一般職の半数以上が早稲田大学や慶応大学、上智大学レベルの高学歴者であるというデータもあります。

求められるスキルについても、中小規模の専門商社であれば、基本的なPC操作さえできればOKというケースもある一方、総合商社の場合、ある程度の英語力は不可欠といえます。

志望学生のなかには帰国子女も多数おり、TOEICのスコアが総合職を上回っているという人も珍しくないようです。

商社の一般事務職の生活

商社の一般事務職は、総合職とは違って、深夜まで残業に追われたり、業務後に取引先を接待するなどして、帰宅が極端に遅くなることはほとんどありません。

また、海外出張や海外赴任、全国転勤もありませんので、仕事と家庭生活を両立させやすいでしょう。

業務スケジュールについても、ある程度自分で調整することが可能ですので、計画的に有給休暇を取得し、年に何回も旅行するという人もいるようです。

商社の一般事務職の将来性

近年、ITの発展やAIの台頭によって、商社に限らず、一般事務職の仕事内容は大きな変革期を迎えています。

これまで一般事務職が手掛けていたような単純な事務作業は、ロボティクス技術の導入によって、今後どんどん自動化されていく見通しです。

これによって、ほかの業界の一般事務職はやがて必要とされなくなる可能性もありますが、商社の一般事務職の業務内容は非常に専門性が高いため、まだまだ機械が人にとって代わることは不可能です。

むしろ、単純作業を機械化することによって、一般事務職はより高度な作業のみに専従できるようになり、その仕事内容は、ますます総合職に近似していくものと思われます。

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