ヨガインストラクターの志望動機

採用試験の内容は?

ヨガインストラクターの採用試験では、基本的にヨガの実践と模擬指導、そして、面接の3つが課されます。ヨガの能力は一定のレベルがあれば大丈夫ですが、問題は模擬指導と面接です。

ヨガインストラクターは、人前で指導しますので、「明るく、元気」は前提条件。それに加えて、模擬指導でも面接でも、相手にわかりやすく、的確に伝える能力が問われます。

そこで、面接で必ず聞かれる「志望動機」について、一例を紹介しておきます。

志望動機の例文

私は、ヨガインストラクターとして、人の人生にまで良い影響を与えられる存在になりたいと思っています。

私は、保険会社でOLをしていましたが、いつも重い肩こりで悩んでいました。月末の忙しい時期には頭痛に悩まされたり、めまいを感じることさえありました。

ある日、雑誌で「ヨガで肩こりが解消される」という記事を見てヨガを習ってみようと思いました。初日のレッスンで、先生から、いきなり「あなたは、肩こりがひどいわね」と指摘されました。

そして、「あなたの場合、肩こりの原因はヒザだから」と言って、私に合ったアジャスト(ポーズの補正)を加えてくれたのです。すると、本当に肩こりが楽になり、その後、ヨガを続けたことで、今ではほとんど肩こりが解消されたのです。

私は、ヨガと出会って驚いたことが3つあります。まず一つめは、私から何も言わなくても、先生が、私の体や動きを観察するだけで肩こりを指摘されたばかりか、肩こりの原因がヒザにあることまで言い当てたことです。

後で考えると、私が小学5年の時、ブランコから落ちて右ヒザを打ち、しばらく松葉杖で生活をしたことを思い出して、それが原因かなと思ったのですが、私は、ヨガの先生によって人間のもつ能力の奥深さを改めて知り、感動しました。

その後、私は、先生に会いたくて熱心に通うようになり、約2年経った今では、肩こりはもちろん、片頭痛や冷え性も改善されています。ヨガを続けたことで、あれほど悩んでいた肩こりや片頭痛、冷え性が改善されたことが2つめの驚きでした。

3つめの驚きは、自分の感情が、自分でずいぶんコントロールできるようになったことです。以前は、会社の先輩から嫌みを言われるとイライラしたり、ストレスを感じていましたが、今では聞き流したり、余裕をもって対応できるようになっています。

気が重かった会社も楽しくなり、あまり仲がよくなかった姉とも関係が改善できました。

私は、ヨガとヨガの先生と出会えたことで、自分が大きく変われたと思います。周りの人からも明るくなったといわれますし、大人になったともいわれます。

今の仕事も楽しいことは楽しいのですが、他人に影響を与えるようなスケールの大きさはありません。私は、ヨガインストラクターとして、私が私の先生にしてもらったように、その人の人生にまで良い影響を与えられるような存在になりたいと思っています。

そして、そのための勉強や苦労は、自分から進んで取り組みたいと思っています。

志望動機のコツ

面接や作文で、志望動機は、基本的に、まず「結論」を述べ、次に、そう思った「理由」を話します。そして、最後に再び「結論」と「今後の決意」を話すとうまくまとまります。