日本サッカー協会公認コーチ資格の種類

プロのサッカー指導者になるにはライセンスが必要

日本サッカー協会は、サッカー指導者のための独自の資格制度「日本サッカー協会指導者ライセンス」を設けています。

日本でプロのサッカー指導者になるには、このライセンスを取得する必要があります。

ライセンスを取得するのに、サッカー選手としての経験は必ずしも必要ありませんが、実技講習もあるため、サッカーの基礎的テクニックは必須です。

公認キッズリーダー

日本サッカー協会の公認コーチのうち、「公認キッズリーダー」は10歳以下の選手や子どもたちにサッカーの楽しさを教えることを目的としています。

資格は満16歳以上で、3時間の講習修了者が公認されます。講習は実技1時間30分、講義1時間30分で、各都道府県のサッカー協会で行われます。

ただし、「公認キッズリーダー」は、プロ指導者というより、地域クラブの指導者や保護者向けの資格で、ボランティア指導者が取得することが多いようです。

公認C級コーチ

プロのサッカーコーチとして生活するには、現実問題として、公認C級コーチ以上の資格が必要です。小学生を対象とする指導者として、サッカースクールなどで活動できます。

公認C級コーチの資格には、13時間の講義(技術・戦術理論、コーチング法、プランニングなど)と22時間の実技(ゴールを奪うシュートなど)の講習会を受講します。

そのうえで、認定テストに合格すれば公認されます。

公認C級コーチの資格は、満18歳以上です。サッカー経験は問われませんが、実技講習もありますし、基礎的なプレーがこなせないと認定テストに受からないでしょう。

C級の講習会は、各都道府県のサッカー協会で行われます。

ちなみに、「公認D級コーチ」の資格もあります。

資格取得条件は満18歳以上で、まず、5時間の講義(発育発達、指導者の役割など)と4時間30分の実技指導(ボールフィーリング、スモールサイドゲームなど)の講習会を受講します。

そのうえで、認定テストに合格すると公認されます。

公認B級、A級、S級コーチ

公認B級コーチは、高校生以下のチームの監督やコーチ、サッカースクルールの指導員ができます。

公認A級コーチには、「ジェネラル」と「U-12」の2種類あります。

「ジェネラル」はサテライトチームやJFL、なでしこリーグの監督、またはJリーグのコーチとして活動できます。

「U-12」は、JリーグやJFLのチームでU-12年代の指導を行うには、この資格を持たなければなりません。

公認S級コーチは、Jリーグのトップチームや日本代表の監督ができます。

より上級のライセンスを取得するには、一つ下のライセンスをもたなければなりません。

公認B級コーチ以上は、各都道府県協会やJリーグ、日本サッカー協会、全日本大学連盟、全国社会人連盟、全国専門学校連盟などの推薦が必要です。

選手としての実績か、C級コーチとしての確かな実績がないと、推薦されません。

ゴールキーパーとフットサルのコーチ

ゴールキーパーコーチには、公認ゴールキーパーA級(大学、プロ選手など18歳以上が対象)、B級(ユース年代=高校生以下)、C級(ジュニアユース年代=中学生以下)があります。

資格取得の条件などは、公認コーチに近いです。

フットサルコーチには、公認フットサルB級、C級があります。C級は、サッカーの「公認C級コーチ」以上をもつ人でなければ受験できません。