社外監査役の仕事内容、役割、給料

社外監査役とは何か

大企業や株式公開企業などでは、取締役が適切に職務を執行しているか監査をするために「監査役会」を置くことが義務付けられており、その構成員となる「監査役」は、実際に監査を行っていく人たちのことをいいます。

監査役は、立場の違いから大きく「社内監査役」と「社外監査役」の2種類に分けられ、そのなかで社外監査役は、全監査役の半数以上を占める必要があります。

なお、社外監査役となれるのは「監査役となる会社の関係者ではない人」と定められており、具体的には、その会社の従業員や役員出身者ではない人ということになります。

もっと詳しくいうと、「社外監査役就任の前10年間に当該会社またはその子会社の取締役等でないこと」といった、いくつかの要件があります。

社外監査役の役割は?

監査役は、「業務監査」と「会計監査」という2つの役割を担いますが、なかでも社外監査役には、社内の指揮命令関係の影響を受けない立場からの監査が求められます。

社内監査役の場合、どうしてもその会社との関係が強く残っており、客観的な立場で意見をすることが難しくなりがちです。

一方、社外監査役は第三者的・客観的な立場から監査を行いやすいため、経営をより健全に維持する役割が期待されています。

社外監査役の給料

社外監査役は、給料を「報酬」という形で受けとります。

社外監査役の報酬額は企業の規模や業績などによってピンキリといわれており、低ければ年間数十万円程度、高いと年間2000万円程度になることもあるようです。

一般的に、社外監査役の報酬は、社内監査役のそれに比べるとやや低めに設定され、さらに、常勤社外監査役に比べると非常勤社外監査役のほうが報酬水準は低めとなっています。

監査役というと、だいぶ高い給料が得られると思われがちなようですが、人によっては一般従業員よりも低い収入になることもあります。