役員の1日のスケジュールは? 普段はどんな生活をしている?

役員の業務スケジュール

役員は、人にもよりますが、1日中みっちりとスケジュールが埋まっていることが多いです。

しかし、従業員のように、分業して部門ごとに定められた仕事に携わったり、上司から言われた仕事をこなしていくというよりも、会議に出席して経営方針を考えていったり、リーダー層の社員から事業の進捗状況などの報告を受けるような過ごし方が中心となります。

日本全国、場合によっては海外出張がたくさん入ることもあり、日によって1日の過ごし方に違いが出る場合もあります。

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上場企業で働く役員の1日

5:00 起床
朝は早めに起き、朝食をとりながら新聞やネットニュースに必ず目を通します。
6:00 準備
パリッとしたスーツに着替え、身支度を整えます。
7:00 出社
電車のラッシュ時刻を避けて早めに出社。電車の中では読書をします。
大企業の場合は運転手付きの社用車で出勤することもあります。
7:15 デスクワーク
取引先などからのメールを返しながら、従業員の出社前は社内も静かで仕事がはかどります。
9:00 会議
役員は毎日、多くの会議に出席します。この日は30分~1時間単位で、午前中に4本の会議に参加。
13:00 ランチミーティング
昼食の休憩時間も何かしら仕事をすることは多いです。この日は部下とのランチミーティングを実施。
14:30 会議
午後も引き続き会議が多数。合間にメールチェックやスケジュール調整を行います。
18:00 出張準備
翌週の出張に備えて調べものを行います。
19:00 会食
退社後、他の企業の役員や幹部クラスの人との会食が入ることもしばしば。
情報交換もできる大事な時間です。
22:00 帰宅
一次会で切り上げて早めに帰宅。残っているメールの処理を済ませて就寝準備をします。
23:30 就寝
経営の本を読んでから眠りにつきます。できるだけ睡眠時間は確保します。

役員の勤務時間・残業時間

会社と委任契約を結んで働く役員は、従業員(一般社員)の「労働基準法」は適用されません。

基本的には「役員規定」という役員向けの社内ルールに沿って経営に携わりますが、従業員のように、決められた勤務時間や休日がない場合もあります。

しかし、もちろん不眠不休で働き続けなくてはならないわけではありません。

役員の場合には、引き受けた任務を自己の裁量で遂行することが重要とされ、そこでは働いた時間の長さや、どの時間帯に働いて何曜日に休むか、という考え方は基本的に関係ないということです。

効率を考えると、役員も、ほとんどの場合は社員と同じような時間帯や曜日で仕事をすることになりますが、会社に何かが起これば時間関係なく動くことが求められてきます。

役員の勤務時間・休日・残業

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役員に休日出勤はある?

役員の休日は、各社の役員規程で定められることが多いです。

ただし、実際の休日の取り方は会社の状況や体制などによって変わってくることもありますし、臨機応変な対応が求められます。

なお、役員には有給休暇がないため、会社が落ち着いているタイミングで他の役員とも相談しながら連休をとる人が多いようです。

一方、創業間もない会社などは人手が足りておらず、社内体制もあまり整っていないことから、ほとんど休まずに働き続ける役員も珍しくありません。

役員の勤務時間・休日・残業