消費財メーカー社員の年収はいくら? 給料についてくわしく解説
平均年収
消費財メーカー社員の平均年収は、500万円~600万円程度となっているようです。
ただし、企業によってだいぶ差があり、業界トップクラスの大手企業になると、平均年収は800万円近くにもなるといわれています。
一方、中小企業のなかには400万円台にとどまるようなところもあります。
歴史ある大手の消費財メーカーではまだ年功序列的な要素も残っているといわれ、長年勤めていくことによって年収は少しずつ上がっていくでしょう。
各種手当も充実していますし、そこに役職手当などが加算されることによって、比較的よい収入を得ることができます。
また、大手のメーカーでは、ボーナスの支給も年に数回行われているようです。
20代で正社員への就職・転職
初任給
消費財メーカーでは、最終学歴によって初任給に差がつきます。
国内の大手消費財メーカーの場合、大卒で21万円~23万円程度、修士了で23万円~25万円程度、博士了で25万円~26万円程度となっているようです。
外資系企業は成果に応じて年収に差が出る
外資系消費財メーカーでは「インセンティブ給」や「実績給」の占める比率が高いことが特徴です。
外資系企業において、日本の企業のような「年功序列」といった考え方はほとんどありません。
長年働いて年齢を重ねていても、成果が出せない人は年収も頭打ちになりますし、最悪の場合はリストラされてしまいますが、成果を出せれば若くして年収1000万円以上を得るようなことが可能になります。
とくに営業など成果が数字で見えやすい職種の場合には、人によってだいぶ年収に差が出てくるといえるでしょう。
なお、外資系企業は転職をする人も多く、スキルや経験を強みに、転職を機に収入を大きくアップさせる人もいます。
とくに、さまざまなある職種のなかでもマーケティング職は消費財メーカーの根幹を担う重要な職種であり、その分野の高いスキルを身につけていると、よい待遇で採用されやすいようです。