消費財メーカーの営業は業界内での転職流動性が高い
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.00
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 3.50
- 働きやすさ
- 4.50
- 給料・年収
- 4.00
- 休日・待遇
- 5.00
- 成長・将来性
- 3.50
- メッセージ
-
FMCG(消費財)メーカーでの量販営業は、転職によってメーカーや商材が変わったとしても売り先であるアカウントはほとんど同一です。
経験値やナレッジ、コネクションがそのまま転職先で活かせるため転職市場での流動性が高いです。
自身がもつコネクションや成功事例などによっては待遇を上げながらの横移動が容易にできる点がメリットです。
逆に、ブランドが強いメーカーでの営業経験しかないと他業界への汎用性はほぼないと考えなければなりません。
- 仕事内容
-
FMCG(消費財)の法人営業(キーアカウントマネージャー職)は主なカテゴリーとして食品(飲料、酒、菓子、加工食品、冷凍、チルドなど)や日用品(化粧品、日用雑貨など)があります。
基本的には量販チェーンアカウントのバイヤーなどをカウンターパートナーとし、その企業でのカテゴリーマネジメントや販促提案を主な業務とします。
勤務地についてはカテゴリーや担当企業によりますが、一般的な大手量販店の広域チェーンの本部は関東圏に集まっています。
- やりがい
-
競合からの棚割り奪取がどのカテゴリーでも1番大きな達成となります。
総じて難易度が高いため実現すると大きなやりがいです。
もちろん自社のプロダクツの販路の拡大はモチベーションとなりますが、新興カテゴリーを扱うメーカーの場合、担当企業でのカテゴリーのポジショニング向上の責任も負うため、達成できれば達成感も大きいです。
どのカテゴリーでもカテゴリーキャプテンと呼ばれる主幹メーカーが存在し、アカウントとの接点も増えることから、やりがいと大きな責任が魅力です。
- 向いてる人
-
営業全般に言えることだが、幅広い情報収集能力(量、質共に)対人関係構築力は必須で求められます。
FMCG(消費財)メーカーの場合、多くはBto Bto Cであることから、エンドユーザーから逆算した分析力と提案力も必要です。
一見関係ないような事まで幅広くアンテナを張り、新聞やSNSのような媒体はもちろん量販店の店頭などで日頃から色々な目線で観察をすることが近道となります。
- 給料・年収
-
34歳、外資系食品メーカー
タイトル:シニアキーアカウントマネージャー
ベース年俸:840万円/年 *月の手取り約50万円
インセンティブ(年1):ベースの15〜20%
DC:上記ベース年俸÷12ヶ月×7.5%/月
- 休日・待遇
-
日系か外資系かによっても変わってきますが、特に外資系の場合は定量的な評価が一般的なため、数字さえクリアしていれば基本的には自由な社風の企業が多いです。
個人裁量でワークライフのバランスを整えることは容易かと思います。
- 就職・転職
-
転職の際には、同業界であればどこのアカウントのどのレイヤーとコネクションがあるのかと、どうやって関係構築をしたのかが問われることが多いです。
これに加えて、そのメーカーの商品を自分ならどういった方法で拡売できるかのアイデアは持っておいたほうがよいと思います。