ヨガインストラクターの役割

ヨガを学ぶ人たちの要望に応える

ヨガを学ぶ人は、赤ちゃんから中高年まで幅広い年代に及んでいます。また、ヨガを学ぶ目的も、美容や健康、ダイエットから精神面の充実までさまざまです。

ヨガインストラクターの役割は、そういうさまざまな人たちの要望に少しでも応えることです。

要望の一つは運動不足の解消

たとえば、ヨガを学ぶ人には、日頃の運動不足を解消したいと言う人もいます。ランニングや筋力トレーニング、エアロビクスといった激しい運動ではなく、ゆっくりと体を動かすヨガなら大丈夫そうという人たちです。

そういう人たちが長くヨガを続けると、血行が促進されたり、筋肉がほぐれたりして、実際に肩こりや冷え性が改善されるケースがあります。

また、定期的な運動や呼吸法の実践に加え、食べること見直すことでダイエットに成功する人もいます。

激しい運動の苦手な人に対して、ヨガを通じて体を動かす習慣をつけてあげることは、ヨガインストラクターの大切な役割の一つです。

ただし、スローな運動であるため、ランニングやエアロビクスなどに比べて、効果が現れるまでに時間がかかります。

ヨガインストラクターは、話の内容や指導の工夫をして、生徒が長く続けられるようにすることも大切になってきます。

役割の二つめは内面の充実や変化

ヨガが、ランニングやエアロビクスといった激しい運動とちがっているのは、学ぶ人に内面の充実や変化を求める人が多いことです。

特に、生徒のスキルが上がるほど、内面や精神面に関心をもつ人が増えてきます。そういう人に対して、しっかり対応するのもヨガインストラクターの大きな役割です。

ヨガでは、瞑想しながら自分の呼吸や鼓動を感じたり、心や気持ちの状態を感じたりします。こうした瞑想を繰り返していくと、自分の心や気持ちの状態や変化に敏感になっていきます。

すると、日常のいろんな場面でも、自分の気持ちがよく感じられるようになってきます。その結果、自分の感情を把握したり、コントロールできるようになり、いろんな状況に対して余裕がもてるようになります。

また、自分の気持ちに素直に行動できることも多くなってきます。このような境地になれたとき、人は自分自身の内面の充実を感じます。

ヨガを学ぶ人たちが「自分は変わった」とか、「内面が充実した」という理由の一つは、こういうことです。