ヨガインストラクターの生活

ヨガインストラクターの生活は、「レッスン指導」と「ヨガの稽古」、「勉強・情報収集」が3本の柱となっています。

仕事の中心はレッスンでのヨガ指導

ヨガインストラクターの仕事の中心は、当然ながらヨガの指導です。指導の時間帯は、ヨガスクールやスタジオなどのシフト、担当するレッスンによって違ってきますが、レッスン自体は午前中から夜間まで行われています。

土曜や日曜のレッスンもあるため、勤務時間は不規則になりがちです。

また、ヨガは、食後2時間以上経ってから行うことになっています。食事時間も、レッスンや稽古に合わせる必要があり、不規則になりがちです。

ヨガ指導には、自分のヨガの稽古も欠かせない

ヨガは、本来、「アーサナ」と呼ばれるポーズと呼吸法、瞑想を行うことで心身のバランスを整え、調和を図ろうとするものです。そのためには、正しいポーズや呼吸法を知ることが必要ですが、ポーズの種類は実に8万にも上るといわれています。

もちろん全てを覚える必要はありませんが、いろんな生徒を指導しようと思えば、かなりの種類のポーズを知らなくてはなりません。

しかも、生徒にお手本を示しますので、どのポーズも恥ずかしくない程度にこなせるようにトレーニングを積んでおく必要があります。

また、それらのポーズは、一般に体が柔軟で、運動能力の高い人ほど上達が早いものです。たとえば、指導する生徒に新体操や体操の経験者がいれば、ポーズの美しさという点では、追い越されてしまうかもしれません。

そういう生徒と比べられても見劣りしないためには、日頃から体の柔軟性を養い、自分自身の体が自在に動くように鍛錬しておく必要があります。

実際、ヨガインストラクターとして指導しながら、より上級のインストラクターからヨガを習っている人は少なくありません。

ヨガ指導ための勉強と情報収集も大切

かつて、ヨガを習う人の目的の多くは、美容やダイエット、ストレス解消でした。最近は、それらに加え、癒しや気づきといったスピリチュアル面、また内面の充実や変化といった精神面を目的にする人も増えています。

特に、スピリチュアルや精神面の問題は、取り組めば取り組むほど奥が深く、かなりの知識と経験が必要です。

生徒の質問や相談はもちろん、レッスン中の話や普段の会話まで、どんな生徒ともコミュニケーションを取ろうと思えば、日頃から勉強したり、情報を収集しておくことが必要になります。

具体的には、雑誌や書籍、インターネットで情報収集する一方、大手スタジオのワークショップやティーチャーズ・トレーニングに出席したりして勉強します。

ヨガインストラクターだからといって、レッスン指導をすればいいだけでなく、ヨガの鍛錬と勉強、情報収集というインプットも、日々の生活の中で同時に行っていくことが大切です。