サッカー選手の仕事内容

日本のサッカーシーズン

Jリーガーの仕事の中心は、プレーヤーとしてチームの勝利に貢献することです。

Jリーグのシーズンは、毎年3月に開幕し12月まで開催されます。「J1(Jリーグ・デビジョン1)」は、18チームによる2回戦総当たりで行われます。試合は原則として土曜日か、日曜日に1試合をホーム&アウェー方式で戦います。

J1の18チームが参加する「ヤマザキナビスコカップ」が、同様にJリーグのシーズンと並行して実施されます。

「J2(Jリーグ・デビジョン2)」は、22チームによる2回戦総当たりで実施し、試合は原則として日曜日や水曜日、祝日にホーム&アウェー方式で戦います。

Jリーグのチームは、天皇杯全日本サッカー選手権にも参加し、トーナメント方式で戦います。

シーズン中は、1週間に上記の公式戦が1〜2試合入ります。また、1週間のうち1日がオフ、それ以外の日はチーム練習というのが基本的なスケジュールです。

日本代表に選出されれば、そのスケジュールに沿ってトレーニング合宿に参加したり、W杯やアジア大会などの国際大会や親善試合に出場します。

個人のパフォーマンス力をアップすることが大事な仕事

チームの勝利に貢献するには、まず11人の先発メンバーに入るか、7人の控え選手としてベンチに入ることです。

チームの勝利に貢献したり、チーム内のメンバー争いを勝ち抜くには、自身のパフォーマンス力をあげていく努力を続けることが大切です。

個々のパフォーマンス力をあげるには、以下のような具体的な能力を磨くことが必要になります。
・キック、トラップ、ドリブルといった基礎技術の精度をあげること。
・90分間に渡って豊富な運動量を維持でき、当たり負けしない基礎体力をつけること。
・各ポジションに求められる役割を高いレベルで発揮できる力をつけること。
・チーム戦術を理解してチームの一員として機能できる能力をつけること。
・個性に応じて試合の中でアピールできる自身の長所を磨くこと。
・シーズンを通じて戦う気持ちを強く持ち続け、どんな試合、どんな状況でも自身の持ち味を発揮できるメンタルを養うこと。

こうした能力を向上させるため、チーム練習に加えて個人トレーニングにも積極的に取り組むことが大切です。

シーズンオフは、天皇杯で4回戦以上に勝ち進んでいるチームと、3回戦までに負けてしまったチームとでは違います。3回戦までに負けたチームは、Jリーグの全日程終了をもってシーズンオフになります。

4回戦以降はJリーグ終了後の12月に行われるため、試合に負けた次の日からシーズンオフとなります。

各チームのキャンプが、2月頃から始まります。選手によって約1週間から1ヵ月前後のオフを過ごし、1月中旬頃から自主トレを開始するという選手が多いようです。

日本代表に選ばれると、リーグ戦の休止期間やオフに召集されることが多いため、年間を通じてほとんど休日が取れません。

シーズンオフには契約交渉を行う

シーズンオフになると、各チームと契約交渉を行います。

次のシーズンもプロ契約できるのか、大切な交渉となります。通常、チーム側から契約の意志を提示されれば、年俸や契約内容を詰めていきます。「戦力外通告」を受ければ、他チームからのオファーを待つか、トライアウトに参加して移籍先を探します。

サッカーの普及活動と社会貢献も大事な仕事

Jリーグでは、サッカーを中心としたスポーツ文化の普及と振興を理念に掲げており、選手の社会貢献が義務化されています。

シーズン中でも、小学生向けのスポーツキャラバンやサッカー指導者向けの講習会、ブラインドサッカーなどの障がい者サッカーへの参加、さらには地元のお祭りやイベントに強力したり、学校や福祉施設などへの訪問も積極的に行っています。