日本代表になるには

日本代表になるために必要な2条件

日本代表に選ばれには、最低限、つぎの2点を満たしておく必要があります。

1.日本国籍をもっていること。
2.他国で各カテゴリー代表として公式戦への出場経験がないこと。

この2点さえクリアしていれば、極端な話、サッカー選手でなくても日本代表に選ばれる資格はあります。外国には、引退した元サッカー選手や所属チームのない選手が選ばれた例もあります。

まずは所属チームで質の高いプレーを見せること

そうは言っても、日本の場合、現役の選手以外から選出されることは考えられません。代表メンバーは、その時々の代表監督が選びます。

アギーレ監督なら、アギーレ監督の目に止まらなければなりませんし、ザッケローニ監督時代なら、ザッケローニ監督の構想の中に入らなければ、選ばれません。

まずは、Jリーグを始めとする国内外のクラブ、大学、高校などで質の高いプレーを見せて、周囲の人から認められることです。

すると、日本代表チームの関係者がプレーを視察して、そこでも目に止まれば、代表監督がビデオを通じて、あるいは直接チェックすることになります。

ポジション別に求められるプレー内容とは

では、「質の高いプレー」とは、どんなプレーなのでしょうか。ポジションごとに大まかな目安をまとめておきます。

GK

シュートに対して反応の良い選手。他のメンバーに的確にコーチングできる統率力のある選手。

DF

<センターバック>
相手FWの当たりに負けず、ボールを奪ったり、高いボールに強い選手。状況判断が的確にできる選手。

<サイドバック>
運動量が豊富で、1対1にも強い選手。スピーディーに攻撃参加ができ、精度の高いキックの蹴れる選手。

<スイーパー>
1対1に強く、ボールを奪う能力のある選手。試合の流れを読み、味方にコーチングできる選手。

MF

<ボランチ>
守備力と攻撃力の両方を併せ持つ選手。守備では、試合を読む能力に優れて1対1に強く、ボール奪取力が高い選手。攻撃面では視野が広く、精度の高いパスで攻撃の起点となれる選手。

スタミナがあり、チームを統率する能力のある選手。

<サイドハーフ>
発想力が豊かで、ドリブルやパス能力が高い選手。他の選手と連携して攻撃できる選手。守備力も求められます。

<トップ下>
ドリブル、パス、トラップ、フェイントなどあらゆる面で正確なテクニックをもつ選手。視野が広く、ゲームセンスに優れた選手。守備力も求められます。

FW

<センターフォワード>
競り合いや当たりに強い選手、細かいテクニックもあって、一瞬のシュートチャンスを逃さず、ゴールを決められる選手。

ウィング

走力と精度の高いキックの蹴れる選手。発想力が豊富で、1対1に強く、ゴールを奪える選手。

代表合宿では人間性や性格もチェックされる

監督の目に止まれば、代表合宿に召集されます。そこで、パフォーマンス力とともに、サッカーに取り組む姿勢や集団の中での態度、他の選手との連携などがチェックされます。

合宿でも評価されて監督の構想に入れば、テストマッチに出場して実戦でどのように機能できるかが試されます。

実戦でも結果を出して、テストマッチで日本代表のスタメンを確実にしていれば、ほぼ間違いなく日本代表に選ばれます。

控え選手にとどまっている場合は、スタメンがケガをした時のことや、さまざまなゲーム状況を考慮して選考されます。そのため、最終発表までメンバーに入るかどうかはわかりません。