左官になるには

特別な資格は不要

左官になるのに特別な資格は必要ありません。資格や免許がなければ左官業をすることができないということはなく、「腕さえあれば」誰でも左官屋さんになることができます。

学歴に関しても要件が厳しくなく、不問のところも多いです。

ある程度の規模の会社の求人では、「高卒以上」を要件とされることが多いようですが、これも交渉(面接)次第の部分もあるくらいです。

求人に関しては、ハローワークや新聞やチラシ等の地元の求人広告で見つけることが一般的ですので、求人情報は探しやすい方といえます。

左官になったあとは資格の取得を

法律的な条件や営業上の条件としての資格や免許は不要ですが、左官にも資格はあります。

その資格というのは国家技能検定である「左官技能士」という資格で、1級と2級があります。

これを持っていた方が、左官として断然有利になりますので、法律や営業で求められるものでないにしても、左官として持っておくべき資格といえます。

ただし、これを受験するにも一定の実務経験が必要となりますので、左官になったあとに資格の取得を目指すことになります。

技能を得るのは大変

左官の職に就くこと自体はそれほど難しいことではありませんが、「一人前の左官になる」のにはかなりハードルが高いです。

先ほど書いた左官技能士という資格もさることながら、技能を習得するのが非常に大変な仕事だからです。

左官の仕事はとにかく、腕が勝負です。この腕はセンスや洞察力でいくらか補えるにしても、やはり経験がものをいいます。

垂直な壁に対して真っ平らに壁を塗ったり、模様をつけて塗ったり、コンクリートを打設して床仕上げを行ったり、一言で「塗る」という作業でもかなり色々なシチュエーションや材料があるのです。

また、レンガを積んだりタイルを貼ったりというのも同じです。

このように、経験とそれに基づく腕があって初めて「一人前の左官」になることができ、それを示す資格が「左官技能士」ということになります。

そのため、「一人前の左官」になるためには、後にも先にも腕(技能)がすべてといえるのです。