建築板金工の独立・開業

ビジョンを持って奉職しよう

建築板金工になることが目標であるという人も少なくないでしょう。教育機関で技術を磨いている人もたくさんいるはずです。

しかし、就職がゴールというのではその後、職人として生きる人生において息切れしてしまう可能性があります。

そうならないためにも建築板金工を目指す人には是非、就職後のビジョンも描いておくとよいでしょう。

もちろん、具体的にはまだ分からないことも多いでしょうし、就職後に考えが変わることもあるかもしれません。

それでも夢や目標を持っておくことは就職後のつらい修業期間を乗り越える糧になり、技術の向上にも直結します。

手に職をつけ、それだけを頼りに生計を立てていくということは職人の魅力の一つ。

将来、独立したいという思いを持つことを早期から選択肢の一つに入れておくことをおすすめします。

独立前にできること

もちろん、建築板金工として独立するのは一人前としてそれなりに期間が経ったあとになります。それまでの間は、まず何よりも技術の向上に注力しましょう。

親方や兄弟子からすべてを吸収するつもりで日々の仕事に取り組む必要があります。

それと同時に、独立への下準備の意味も兼ねて、現場で顔を合わせる他の職人とのコミュニケーションも大切にしましょう。

というのも、建築現場には板金工以外の多くの職人が関わります。ときには同じ工期で作業することもあるため、交流する機会は意外とあるものなのです。

その際にできた人脈が数年後の独立の際に大きな助けになることがあります。

現場を紹介してもらえたり、一緒に仕事をしようと誘われたりすることは仕事をとることに苦労している時期にはとくに救いになるはずです。

それ以外にも独立後はすべての交渉や説明などを全て自分が行わなければならないため、コミュニケーション能力を発揮する機会は多いもの。

普段から他者との交流を大切にすることを心掛けるようにしましょう。

長い目で考えることが大切

建築板金工に限ったことではありませんが、独立後、仕事が軌道に乗るまでは苦労することも多いでしょう。

そのため、板金の仕事だけでは仕事を得られず、便利屋のような仕事も兼任する覚悟もしておく必要があります。

内装工事や外構施工、庭園管理や害虫駆除など住居にまつわる作業をいくつかできるようにしておくと板金の仕事を得る足掛かりになることもあるでしょう。

長い目で見て建築板金工として成功するためには発想の転換や工夫も必要なのです。