建築板金工のつらいこと・大変なこと・苦労

建築板金工のつらいこと・大変なこと

高所作業が多い

建築板金工は建物の屋根や外壁を仕上げる仕事で、高いところでの作業がほとんどです。

高いところの作業は、「怖い」「危険」というだけでなく、意外に体力も使います。

高さがある建物の場合は、足場の上り下りだけでも大変です。

とくに木造の建物の屋根は傾斜がきついものが多く、足腰を常に踏ん張るような状況での作業も珍しくありません。

また高所での作業は体力面だけでなく、精神的にも緊張するものです。

新人のうちは高所作業になれるまで、仕事が終わると疲労困憊という人も多いようです。

雨風に耐えながらの仕事

建築板金工は屋外での仕事が中心です。

悪天候の際には仕事は休みになりますが、工程が迫っているときなどは、多少の雨風であれば作業をしなければならないことがあります。

身体が慣れてくると慣れや耐性もついてきますが、長時間雨風に吹かれながらの作業は非常に大変です。

工程途中での台風

屋根や外壁は一枚一枚をしっかり止めるばかりでは、所定の強度は出ません。

屋根材や外壁材が重なりあって一体となり強度を出すものです。

そのため、工程の途中で台風や大風があると、作業が進まないだけではなく、これまでの作業に支障をきたしてしまう場合もあり、非常に危険です。

もちろん、天気予報を見ながら安全最優先で作業するのですが、工期がタイトでどうしても仕上げなければならない場合もあります。

台風の進路が変わったり速度が速まったりして予想が外れると、急ピッチで作業をし臨機応変に対応しなくてはなりません。

建築板金工の悩み

重い建材を運ぶ重労働

建物の屋根は、その建物のデザインや設計の仕方により扱う材料や長さが異なります。

一般的な住宅の場合、一人で作業することも珍しくありませんが、住宅によっては一枚のトタン屋根が数メートルとなることもあります。

重たい材料を一人で運ぶ必要がありますし、大きく長い材料は扱うのも一苦労です。

重労働で肉体的な負担が大きいため、腰痛などに悩まされる人も多いようです。

屋根の上での暑さ

建築板金工は屋根の上で作業することも多く、夏の暑さにも冬の寒さにも耐えなければなりません。

屋根の上など高いところは遮るものがないため、雨も風も直射日光も浴びてしまいます。

とくにトタン屋根の照り返しがあり非常に熱く、ときには太陽光で熱せられた板金で靴底が溶けてしまうというトラブルもあるようです。

建築板金工を辞める理由で多いものは?

建築板金工を辞める理由で多いものは、体力的な問題です。

屋外での過酷な労働が原因で、体力がついていけなかったり、身体を壊して思うように働けなくなったりという人は後を絶ちません。

また、北海道や東北などの場合、冬場は仕事がなく無収入になってしまうということも挙げられます。

建築板金は屋外の仕事のため、雪が降り積もる冬場は作業ができないのです。

そのため、夏は建築板金工として働き、冬場は本州などへ出稼ぎに出るという人も多いようです。