建築板金工の1日のスケジュール・生活スタイル
目次
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建築板金工の業務スケジュール
作業の拠点は工場と現場
建築板金工にはおおまかに2つの作業があります。
屋根や外装に用いる薄い金属板を工場で加工する作業、そして実際の現場に出向いてそれらを取り付ける作業です。
そのため建築板金工の拠点は工場と現場の2か所で、どちらで作業をするかによって、仕事内容に違いが出てきます。
また、図面どおりに準備した板金を現場に持ち込んでも、作業がうまくいかないことは多々あり、臨機応変な対応が求められることも少なくありません。
現場で板金の整型や切断加工をする場合もあるので、常に道具は持ち歩く必要があります。
天候に左右される仕事
現場では屋根材の葺き付けなどの屋根工事のほか、壁材やダクト工事等の施工を主に行うため、悪天候の場合は作業ができません。
雨が降ると休工となり、とくに梅雨や台風の時期などは思うように工程が進まず苦労することもあります。
建築板金工の給料は日給で換算されることがほとんどで、収入面にも大きく影響します。
こうした天候による休工を極力回避するため、現場では工場作業や空調設備などの内部作業を上手く組み合わせるなど試行錯誤しています。
他の職人との交流も
建築現場には、建築板金工以外にも多くの職人が関わります。
建築板金工の作業は、建物の骨組みが出来上がった後に始まるため、仕上げに関わる他の職人と工期が重なることもあります。
自身の作業が早く終わった際には、お互いの仕事のフォローに入ることもあるようです。
ここでの出会いが今後の仕事につながることも少なくありません。
人脈を広げる意味でも、また自身の視野を広げ仕事へのモチベーションを高めるためにも、円滑なコミュニケーションを心掛けている人が多いようです。