配管技能士試験の難易度・合格率

1級〜3級まである

「配管技能士」とは、国家資格である技能検定制度の一種で、給水管・排水管・ガス管、空気清浄装置や冷暖房の換気設備など、建築物の配管工事の技能を認定する国家資格です。

技能検定試験では「建築配管作業」と「プラント配管作業」に区分されますが、一般的な配管工は「建築配管作業」を受験することになります。

配管技能士は1級から3級までありますが、1級は上級技能者、2級は中級技能者、3級は初級技能者と位置付けられています。

各級の受験資格と内容

各級の受験資格と内容は以下のとおりです。

1級配管技能士

<受験資格>
学歴を問わず一定の実務経験が必要
(学歴によって実経験年数が異なる)

<試験内容>
・作業試験:給水配管図に従い、エルボ、チーズ等の管継手を使用して配管用炭素鋼鋼管、塩化ビニル管及び銅管の組立てを行う。(試験時間…3時間50分)

・ペーパーテスト:配管図から材料を拾い出して、材料表を作成する。(試験時間…2時間)

2級配管技能士

<受験資格>
職業訓練校・専門学校等を卒業で実務経験不要
3級配管技能士試験合格で実務経験不要
上記以外では実務経験2年必要

<試験内容>
・作業試験:給水配管図に従い、エルボ、チーズ等の管継手を使用して配管用炭素鋼鋼管、塩化ビニル管及び銅管の組立てを行う。(試験時間…2時間50分)
・ペーパーテスト:配管図から材料を拾い出して、材料表を作成する。(試験時間…2時間)

3級配管技能士

<受験資格>
不問

<試験内容>
・給水配管図に従い、エルボ、チーズ等の管継手を使用して配管用炭素鋼鋼管及び塩化ビニル管の組立てを行う。(試験時間…2時間35分)

各級の難易度と合格率

各級共に合格率のバラつきが大きく、一概に難易度をあらわすことはできませんが、合格率だけでみると難関というわけではありません。

というのは、2級でも1級でも、合格率が30〜50%くらいとなっていることがほとんどだからです。

実務経験年数が2級ではそれほど求められないのに対して、1級になると急に増えますので、実務経験さえしっかり積んでおけば、比較的取りやすい資格といえるかもしれません。