幼稚園教諭(幼稚園の先生)教員資格認定試験の概要

幼稚園教員資格認定試験とは

幼稚園教員資格認定試験は、近年「幼稚園と保育所の連携」がますます促進されるなか、「保育士」として一定の在職経験を持つ人が、幼稚園教諭免許状を取得する方策として行われる試験です。

この認定試験に合格すると、都道府県教育委員会への申請を経て、幼稚園教諭の二種免許状が授与されます。

もともと、幼稚園教諭の資格は幼稚園教諭養成課程のある大学、短大などを卒業することで取得することが一般的ですが、この認定試験が実施されていることによって、先に保育士として現場で活躍してきた人の幼稚園教諭の免許取得を後押しするものとなっています。

ただし、この試験は保育士資格を持つ人に対して幼稚園教諭免許状の取得を義務付けるものではなく、あくまでも任意で受けられるものとなっています。

また、この認定試験は資格試験であるため、幼稚園教諭の採用試験ではありません。

合格後に幼稚園教諭として採用されるためには、公立の場合は各自治体、私立の場合は各幼稚園の採用試験を受験し、合格する必要があります。

幼稚園教諭になるには

なお、幼稚園教員資格認定試験には、いくつかの受験資格が設けられています。応募要項の「受験資格」欄をよく確認しておきましょう。

平成30年度 幼稚園教員資格認定試験の概要

試験日 ・第1次試験:平成30年9月2日(日)
・第2次試験:平成30年10月14日(日)
試験地 東京学芸大学、大阪教育大学
受験資格 平成 10 年 4 月 1 日までに生まれ,高等学校を卒業した者,その他大学(短期大学及び文部科学大臣の指
定する教員養成機関を含む。)に入学する資格を有する者で,保育士(国家戦略特別区域限定保育士を含む)
となる資格を有した後,以下の(1),(2),(3)のいずれかに該当する者として 3 年以上勤務したもの(勤務
時間の合計が 4,320 時間以上である場合に限る)。
(1) 幼稚園(特別支援学校の幼稚部を含む。)において,専ら幼児の保育に従事する職員
(2) 幼保連携型認定こども園において園児の教育及び保育に従事する職員
(3) 指定された施設の保育士
試験科目

第1次試験(筆記試験 択一式)

<教職に関する科目(Ⅰ)>
教職概論、幼児教育教師論、教育行財政、幼児教育学、幼児教育心理学、教育制度論、教育行政学、教育社会学、教育経営論等

<教職に関する科目(Ⅱ)>
教育課程論、教育内容論、学習指導論、教育方法・技術論、保育内容指導法、幼児理解、教育相談等

第2次試験(筆記試験 論述式)

<教職に関する科目(Ⅲ)>
教育職員免許法施行規則第6条第1項表における幼稚園教諭 (論述式とする。)免許取得に必要な専門的事項

<指導案の作成に関する試験>
共通課題をもとにした指導案(週案,日案)の作成に関する試験
※各科目免除規定あり

合格基準 全科目において満点の6割以上を合格とする。
合格率 出願者数,合格者数,合格率等は非公表
合格発表 第 1 次試験及び第 2 次試験の全てに合格した者を平成 30 年度幼稚園教員資格認定試験の合格者とし,合
格証書を12月27日に発送し,合格者の受験番号を認定試験ホームページに掲載
受験料 20,000円
詳細情報 文部科学省 教員資格認定試験