幼稚園教諭の仕事で大切にしていること(体験談)

幼稚園教諭として働く上で何を大切にしているかということをお話しします。

1.子どもの気持ちを受け止める

一つ目は子どもの気持ちを受け止めるということです。

まだ自分の考えや意図を上手く言葉で伝えられない時期です。当然お友達とのトラブルは毎日のようにあることです。

そんな時に、子どもの言っていることに耳を傾けてあげる必要があります。

一方的な考えを子どもに言うだけでは子どもは納得してくれません。子どもの言うことを先に聞いてから違っている点などを指導するようにしています。

子どもによっては悲観的にとる子もいるでしょう。そんな時には後からキチンとフォローすることも忘れてはいけません。なぜ注意されたのか・どこがいけなかったのかということが子どもがわかれば大丈夫です。

「先生は◯◯ちゃん(君)のことが大事だから言っている」 というような気持ちが子どもに伝わっていれば悲観的にとられることも少なくなるはずです。

2.安全管理

毎日、子どもが登園する前に教室や園庭、その他の場所の確認をします。危険なものがないか、子どもが安全に生活できるかということを常に頭において行動します。

登園して遊んでいる時でも子どもの様子を把握して危なくないように見守ります。怪我などをさせてしまっては幼稚園の信頼をなくしてしまうことになります。

3.保護者との関わり

三つ目は保護者との関わりです。保護者とは切っても切れないような関係です。たとえ自分が苦手な保護者だとしても同じように接しないといけません。

また、保護者との連絡の取りあいはとても大切です。些細なことでも保護者に伝えるように心がけています。

4.自分も楽しむ

子どもと遊ぶのでも、子どもよりも自分が楽しんで率先するようにしています。なぜかというと、子どもは先生のことを本当によく見ています。

先生が楽しそう=自分もやってみたいというような方程式ができ上がります。プライベートでどんなことがあっても子どもの前では常に明るく楽しんでいる様子を伝えています。

このように、幼稚園教諭として働く上でいろいろなことを念頭に置いています。人によって大切にしていることは違うとは思いますが、幼稚園教諭が子どもを思う気持ちは同じはずです。