男性の幼稚園教諭のメリット・デメリットは?

男性の幼稚園教諭

令和元年度学校基本調査によると、幼稚園教諭として働く教員93,593人のうち、女性は87,401人で、93.4%を女性が占めています。

また認定こども園の場合も、教員109,526人のうち女性は103,738人、94.7%が女性という結果です。

この結果を見ると、男性の幼稚園教諭はまだ全体の数パーセントでしかありません。

また、幼稚園教諭として働いていても、実際は園長や教頭として働いている人も多く、実際に子どもと触れ合っている男性の幼稚園教諭はまだほとんどいないといっても過言ではないでしょう。男性の幼稚園教諭はまだまだ少ないですが、今後理解が深まってくることでしょう。

男性の幼稚園教諭はまだまだ少ないですが、近年は男性の保育士が増えるにつれ世間の関心も高まっており、今後理解が深まり幼稚園教諭を志望する人も増えてくると考えられています。

厚生労働省 令和元年度学校基本調査(速報値)の公表について

男性の幼稚園教諭のメリット

男性幼稚園教諭ならではの良い点もたくさんあります。

まずは、女性ばかりの職場で力仕事などを率先して行うことで、自然と分業ができます。

また、子どもに体力を使ったダイナミックな遊びをすることで、女性ばかりの世界に新たな風を吹き込むことができるでしょう。

女性では思いつかないようなアイデアを出したり、男の子目線での遊びを提供したりすることで、子どもに新しい刺激を与えることもできます。

さらに、男性の幼稚園教諭がいることで、父親が幼稚園に関心を持ったり行事に行きやすくなったり、父親の育児参加に対する考えを改めたりする良い機会になると考える人もすくなくありません。

男性が幼児教育の現場に入っていくことで、子どもにも保護者にも、そして現場で働く幼稚園教諭にもさまざま影響を与えられるといえるでしょう。

男性の幼稚園教諭の悩み

男性の幼稚園教諭が現場にでてきたのは何年も前ですがあまり認知されておらず、近年男性の保育士が増えてきていることからようやく世間にも浸透するようになり、男性の幼稚園教諭もメディアなどで取り上げられるようになりました。

しかし、男性の幼稚園教諭には女性の幼稚園教諭とはまた違った悩みを抱えることもあるようです。

まず、女の子が怖がってはじめのうちは寄ってきてくれないということがあります。

どうしても男性が苦手な子どもがいますが、普段から男性になれていない子にとって近寄りがたい存在として見られ、女性の幼稚園教諭と比べると慣れるまで時間がかかってしまうことがあるようです。

また、幼稚園教諭は公務員だとしても他の職業と比べると一般的に給料が低く、自分が実際に結婚をしたり子どもを育てたりする際に、環境や待遇の面から不安を感じるという人は少なくないようです。

幼児教育や保育について学び、資格を取得したとしても、実際に幼稚園教諭や保育士にならないという男子学生は大勢います。

さらに、女性ばかりの職場になじめなかったり、男性の幼稚園教諭同士で交流することが少なく、こうした悩みを共有する相手がいないということも、男性の幼稚園教諭の悩みの一つといえます。