幼稚園教諭になるためにはどんな勉強が必要? 教育実習は大変?

幼稚園教諭の養成課程で学ぶこと

ピアノ

幼稚園教諭は、ピアノを演奏しながら歌の指導ができなくてはなりません。

そのため、養成学校でもピアノの授業が行われます。

しかし、決して音大のように入学時に高い演奏技術が求められるわけではなく、実際入学時までピアノに触ったことのない学生もいます。

そのため、現時点でピアノが弾けないという理由で幼稚園教諭になるのをあきらめる必要はありません。

授業では簡単な童謡を弾いたり、バイエルと呼ばれるピアノの基礎となる曲を練習したりして、少しずつ練習を重ねていくことでピアノの技術を習得していきます。

発達学・児童心理学

心理学や臨床心理といった内容の授業で、子どもの心理状態や感情コントロールなどについて学び、適切な指導が行えるようにしていきます。

工作や製作

幼稚園教諭らしい授業の一つとして、工作や製作があります。

子どもの発達に合った手先の動かし方や道具の使い方を学び、それを取り入れながら工作や製作を行うことで適切な指導ができるようにします。

自分自身でも工作や製作を実際にするため、楽しんで授業を受けることができます。

体育・スポーツ

体育の授業では、一般的な学校で行う球技や縄跳びなどもありますが、幼稚園教諭を目指す学校ならではの内容として、子どもの発達に応じたものや、子どもでも簡単にルールを理解し楽しめるようなゲーム感覚のスポーツを学びます。

リトミック

リトミックとは、リズムに合わせて体を動かしていくリズム遊びのようなもので、音楽をメインに体を動かして表現したり豊かな感性を磨いていったりします。

保育日誌や指導計画の書き方

保育日誌や指導計画の書き方は、仕事をするうえで欠かせない書類です。

慣れるまで時間がかかり、すぐに上達するのが難しいため、学生のうちから基礎を勉強し、先輩の見本の書類などを見ながら書く練習をしていきます。

教育実習

学内での勉強のほか、幼稚園教諭の養成課程では公立幼稚園や私立幼稚園などでの実習も行われます。

4年制大学の場合、1年次に観察実習を行い、その後、年次が上がると教育実習を行うことが多いようです。

幼稚園の教育実習

実習を行う前に

実習は幼稚園教諭の免許を取得するのに必要な単位の一つとなっています。

ほかの先生たちと同じように子どもたちから「先生」として見られるため、時間を厳守すること・身だしなみに気を付けること・言動、行動は特に注意することなど、注意をする必要があります。

髪型・ヘアカラー・爪・化粧などについても、実習先の指導に合わせる必要があります。

子どもに刺激のないように、また、怪我をさせないような身だしなみを心がけます。

さまざまな実習の種類

見学実習

幼稚園の一日の流れを知るための簡単な実習です。

子どもと幼稚園教諭のかかわり方などを見て勉強します。

実習生でも、子どもからみると「先生」になりますので、恥ずかしくないような行動・対応をする必要があります。

部分実習

1日の一部分を幼稚園教諭に代わって子どもを受け持ちます。

たとえば、短時間子どもと製作をしたり、ゲームをしたりするなどです。

子どもの対応がうまくできない場合は、現場の幼稚園教諭にサポートしてもらい、その後指導してもらいます。

全体実習

一日を任されて子どもを受け持ちます。

実習生の指導担当になっている先生ももちろんサポートしますが、1日の進行はほとんど自分の考えで動かなければいけません。

また、1日をどのように過ごすかという指導計画を考えることも大きな仕事です。