【2022年版】幼稚園教諭の年収・給料はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説

幼稚園教諭の平均年収は350万円前後で、一般的な職業よりも給与水準は若干低めです。

また、幼稚園教諭の給料は公立幼稚園か私立幼稚園かによっても変わり、公立の場合は身分は公務員となり、長く働けば働くほど給料は高くなっていきます。

私立の場合は務める幼稚園によって左右されるため、同じ年度・短大を卒業したとしても、勤務する幼稚園によって給料に数万円もの差が出ることは珍しくありません。

幼稚園教諭の平均年収・給料の統計データ

幼稚園教諭の給料は、公立幼稚園か私立幼稚園かによって変わります

公立幼稚園で働く幼稚園教諭は地方公務員となるため、各地方自治体の給与規定にもとづく給料が支払われ、待遇面も安定しています。

私立幼稚園の場合は、給料も待遇も園の裁量に任されているため、多少差に開きがあるようです。

幼稚園教諭の平均年収・月収・ボーナス

賃金構造基本統計調査

幼稚園教諭の平均年収_2021

厚生労働省の令和3年度賃金構造基本統計調査によると、幼稚園教諭の平均年収は36.6歳で387万円ほどとなっています。

・平均年齢: 36.6歳
・勤続年数: 8.8年
・労働時間/月: 171時間/月
・超過労働: 2時間/月
・月額給与:  256,400円
・年間賞与: 789,400円
・平均年収: 3,866,200円

出典:厚生労働省「令和3年度 賃金構造基本統計調査」

※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
幼稚園教諭
(Indeed)
3,179,710円 時給 1,152円
日給 14,395円
月給 225,129円
幼稚園教諭
(転職会議)
335万円 20代前半:296万円
20代後半:350万円
30代:366万円
40代以上:480万円
幼稚園教諭
(求人ボックス)
298万円 月給25万円

各社のデータより、幼稚園教諭の年収は280〜370万円の間となる実態が見えてきます。

幼稚園教諭の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各社の統計データをもとに算出すると、幼稚園教諭の平均年収は330万円前後となると思われます。

厚生労働省の統計調査より、ボーナスが年間でおよそ3ヶ月となっていることから、

  • 月額総支給額は25万円
  • ボーナスは年間75万円

ほど支給されていると考えられます。

東京都で勤務する幼稚園教諭で、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は17〜18万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、一般的な職業よりも給与水準は若干低めです。

幼稚園教諭の初任給はどれくらい?

初任給は手取りにして12万円〜15万円くらいが相場と考えられ、20万円以上をもらえるケースはあまり多くありません。

幼稚園教諭の初任給は、

  • 公立か私立か
  • 四大卒か短大卒か

などその地域によって大きな差が生じるため、平均を出すのが難しい一面もあります。

就職前に、ボーナスの有無や金額などさまざまな幼稚園の情報を調べておく必要があるでしょう。

長年勤務すると20万円以上がもらえるようになることもありますが、そこまで高い給料が望める仕事というわけではありません。

いざ仕事をスタートすると、給与面に納得できず退職してしまう人もいるため、事前に状況を把握しておくことが必要です。

幼稚園教諭の勤務先の年齢別の年収(令和3年度)

幼稚園教諭の年収を年齢別に見ると、年齢の上昇にしたがって、年収も上がっています。最も年収が高い世代は、65~69歳の567万円です。

全年代の平均年収は387万円となっています。

幼稚園教諭の年収(年齢別)_r3

幼稚園教諭の勤務先の規模別の年収(令和3年度)

幼稚園教諭の年収は、勤務先の規模が大きくなるとやや高くなる傾向があります。

10〜99人規模の事業所に勤める幼稚園教諭の平均年収は383万円、100〜999人規模は394万円、1,000人以上の規模では472万円、10人以上規模の事業所平均は387万円となっています。

幼稚園教諭の年収(規模別)_r3

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

幼稚園教諭の福利厚生の特徴

各種保険など一般的な待遇を得られ、とくに公立幼稚園では充実した福利厚生を利用できます

勤務先によりますが、基本的には土日休みの週休二日制となり、土日に運動会などの行事があるときには、代休もとれるなど保育士よりは休日もとりやすい環境にあります。

幼稚園の多くは夏休みや冬休みもあるためこうした時期に長期休みや有休を利用する人が多いようです。

幼稚園教諭の給料・年収の特徴

公立幼稚園と私立幼稚園の違い

公立の幼稚園の場合、身分は公務員となります。

定期的な昇給があり、長く働けば働くほど給料は高くなっていきます。

私立の場合、幼稚園によっての差がだいぶ大きくなっています

同じ年度に、同じ短大を卒業したとしても、勤務する幼稚園によって給料に数万円もの差が出ることは珍しくありません。

また国立幼稚園に勤める場合は、各国立大学法人の就業規則が適用されるため、基本給だけでなくさまざまな手当も充実しています。

学歴による違い

短大では「幼稚園教諭2種免許状」が、4年制大学では「幼稚園教諭1種免許状」が取得でき、免許によって仕事内容に制限があるわけではありませんが、短期大学卒業の場合と、4年制大学卒業の場合には給料に差がでてきます。

4年制大学を出ている人のほうが、短大を出た人よりも初任給は高めに設定されているのが一般的です。

幼稚園教諭が収入を上げるために必要なこと

経験を積み勤続する

幼稚園教諭は年齢を重ねても給料の伸び幅はほかの職業のように大きくありませんが、経験年数を重ねるにつれ徐々に上昇していきます

またキャリアを重ね主任教諭などになればさらに給料はアップしていきます。

保育士資格を同時に取得する

近年は教育・保育の機能をあわせもつ「認定こども園」が増えつつあります。

認定こども園のなかでも「幼保連携型認定こども園」で働くには幼稚園教諭の免許状と保育士資格が必要です。

短大や大学在学中に両方の資格を取得しておくと、就職や転職の際に勤務先の選択肢がより広がるでしょう。

「幼稚園教諭の給料・年収」のまとめ

厚生労働省の統計調査より、幼稚園教諭の給料は22万円、ボーナスは年間65万円ほど支給されていると考えられます。

また、平均年収は350万円前後となると思われます。

幼稚園教諭は年齢を重ねても給料の伸び幅はほかの職業のように大きくありませんが、経験年数を重ねるにつれ徐々に上昇していきます。