ヨガインストラクターのやりがい

やりがいは生徒が喜んでくれること

現役のヨガインストラクターに、「もっともやりがいを感じる時は?」と聞いてみると、「ヨガを通じてお客さんに喜んでもらうこと」と話していました。

ヨガを学ぶ生徒は、ヨガインストラクターにとっては、お金を払って習いに来てくれる「お客さま」。

接客業の人々と同じように、ヨガインスラクターのやりがいも、生徒であるお客さんに喜んでもらえるこというわけです。

喜んでくれるのは、生徒が自分の心身の変化に気づいたとき

ヨガを学ぶ生徒は、赤ちゃんから中高年まで幅広い年齢層にまたがります。

学ぶ目的も、美容やダイエットからストレスの解消、体質改善、内面の変化や充実までさまざまですが、週に2、3回のペースでヨガを続けていれば、やがて心身に変化が現れます。

生徒が喜んでくれるのは、その変化に生徒自身が気づいたときです。

習い始めて比較的早い段階でよく聞くのは、肩こりや背中のこり、腰痛などが改善されたという話です。また、体が楽になり、冷え性や便秘などが改善されたという話もよく聞きます。

ヨガは、いろんなポーズをとりながら呼吸法を行いますが、それがスローな有酸素運動となって血行がよくなったり、筋肉がほぐされてさまざまな症状の改善につながるケースが多いようです。

また、ヨガを続けていると、「肩がこったな」、「手足が冷たい」と感じたとき、できる範囲でヨガのポーズをとって、自分自身で解消できるようになります。

これも、ヨガを学ぶ人たちがとても喜んでくれることです。

内面が変化すると人生が楽しくなる

ヨガを半年以上続けていると、「イライラすることが少なくなった」、「あまり怒らなくなった」、「自分や他人を許せるようになった」という人も増えてきます。

これは、全身の筋肉がほぐれて体が楽になると、心や気持ちまで軽くなるためです。また、いろんなタイプの呼吸法を覚えたことで、ふだん何気なくしている呼吸を自分でコントロールできるようになったからといわれています。

たとえば、イライラしたり、怒っているとき、呼吸は自然と浅くなっています。そこで、イライラしかけたとき、腹式呼吸法を実践して浅くなった呼吸を整えます。

すると、イライラした気持ちまでおさまり、「まあ、いいか」とか、「あの人に悪気があったわけじゃないしね」というふうに思えてきます。そして、自分や他人を許せるようになっていくというわけです。

人は、自分の内面がよくなった、人間として成長できたと思うと、人生が楽しくなってきます。生徒の表情が明るくなり、いきいきとしてくること。それが、ヨガインストラクターにとっての最大のやりがいでしょう。