MRの資格・試験

独自の「MR認定試験」とは

MRとして働くために、学歴や国家資格など絶対に必要な条件はありません。
基本的には、製薬会社などに採用されてMR職に就くことができれば、誰でもMRとしての業務を行うことは可能です。

ただし、実際は多くの人が、厚生労働省認可の公益財団法人であるMR認定センターが実施している「MR認定試験」という試験に合格して「MR認定証」を取得してから現場に出ていきます。

「MR認定証」は、MRとして必要な知識を身につけていることの大切な証明となるもので、病院の医師たちからの信頼を得るための有効な手段となっています。

とくに大手の製薬会社でMRとして活躍するためには、この試験に合格することが必要不可欠となっているようです。

認定試験に合格するために

この「MR認定試験」は誰もが自由に受験できるというわけではなく、以下のいずれかの条件を満たして受験資格を得る必要があります。

(1)製薬会社やMR派遣業で「導入教育」と呼ばれる基礎的な研修を受けて修了認定される

(2)MR認定センターの教育研修施設で基礎教育300時間を受講し、修了認定される

試験は毎年12月に東京と大阪で行われます。

試験内容は、疾病や治療に関することや薬理学など医薬品全般に関する知識を問われるものとなっています。

難易度、合格率は?

平成9年から毎年行われているこの試験の合格率は、例年70~80%程度になっています。

専門用語が多いこともあり、しっかり対策をする必要はありますが、一発で合格することはそれほど難しくはないでしょう。

MR認定試験のためのテキストや問題集はいくつも市販されており、それらを使って勉強することができます。

なお、このMR認定試験は製薬会社などに入社した後に勉強して合格を勝ち取るのが一般的であり、大学生の間に独学で認定証を取得しておく必要はありません。

また、この資格は取得後5年ごとに更新が必要で、更新するためには所定の認定研修を修了するか、補完教育を修了する必要があります。