MRになるためにはどんな学校に行けばいい?(大学・学部・学歴)

MRになるための学校の種類

医薬品情報担当者であるMRは医薬品情報のスペシャリストですので、薬学部や理系学部の出身者が有利と思われるかもしれません。

しかし、意外なようですが、現在活躍しているMRの半数以上が文系学部の出身です。

2017年のデータでは、薬学部14.2%、理系学部25.4%、文系学部60.4%と、文系学部の出身者は6割以上にものぼっています。

薬剤師とは異なり、MRには国家資格や特別な学歴は必要とされません。

ほとんどの製薬企業では、入社後に半年程度の研修があり、医薬に関する知識を徹底的に学びます。

ですから、企業の求人に応募して採用されれば、誰でもMRとして活躍できる可能性があります。

ただし、ほとんどの製薬企業では応募条件を「大学卒業以上」としています。

専門学校や短大でも医薬系の勉強ができるところもありますが、大学出身者に比べるとチャンスはあまり多くありません。

MRを目指すのであれば、四年制の大学を卒業することが必須になります。

MRになるには? 薬剤師資格は必要?

MRに必要とされる学歴

大卒以上であることが必要

MRになるために、学校で何か特定の勉強をしていなければならないということはありません。

製薬会社に勤務するというと、薬学についての専門知識が求められる印象があるかもしれませんが、新卒採用の場合、入社時点で専門性は問われないのが普通です。

そのため、どのような勉強をしてきた人でもMRになれる可能性がありますが、ひとつ欠かせない条件になるのが「大卒以上」の学歴を持っていることです。

大手をはじめ、ほとんどの製薬会社では「大卒以上」が応募資格となっていいます。

短大卒や専門学校卒の場合、就職先の選択肢が一気に狭まってしまうことがあるため、注意が必要です。

MRに有利な学部はある?

MRとして新卒入社するうえで、薬学や医療の専門知識が問われることはほとんどありません。

MRは薬学部出身者もいますが、それ以上に文系学部出身の人が多く、企業によっては半数以上のMRが文系出身となることもあるようです。

学部の制限もなく、文系であれば経済学部商学部教育学部など、あらゆる学部で学んできた人がMRになっています。

業務上求められる専門知識やスキルは、製薬会社へ入社後の研修などを通して習得することができるため心配はいりません。

MRは学歴以外にも語学力などを求められる場合も

大手製薬会社、とくに国内企業は人気が高くかなりの倍率となるため、一流大学や難関大学の出身者がやはり結果として有利になります。

大手の場合、中途採用も少ないので、新卒での入社が唯一の機会といえるかもしれません。

一方、外資の製薬企業の場合は、国内企業に比べると人物重視の傾向にあるようです。

一流大学の出身でなくとも、企業との相性がよければ十分にチャンスがあります。

特に転職の場合は、全色までの経験やもっているスキル、アピール力やコミュニケーション力などその人自身の評価が大きく採用に関わります。

ただし、医療業界でも国際化が進む昨今、外資系企業・国内企業を問わず語学力が必要とされることが多くあります。

国際論文は英語で書かれていますし、海外とのやり取りなど英語を避けて業務に携わることは難しいのが現状です。

したがって、英語のスキルを磨いておくことが必要です。

TOEICなら800点以上、または留学経験があると大きなアピールポイントになります。

大手以外の製薬企業は、取り扱う医薬品のジャンルや強い診療科、地域性などの多様性により、もっと幅広い人物を対象としています。

各企業の特色やカラーがはっきりしているので、それぞれどんな会社なのかをしっかり調べ、自分に合ったところを選ぶのも重要です。

MRは入社後も勉強を続ける必要がある

医薬に関する知識があればMRとして仕事をすることはできますが、ほとんどの製薬企業ではMRに「MR認定証」の取得を義務づけています。

MR認定証とは、公益財団MR認定センターが実施しているMR認定試験の合格者に発行される認定証です。

MR認定試験は薬剤師や看護師の国家資格のような資格試験ではありませんが、MRの仕事をするうえで必要な知識をもっているかを証明するものです。

製薬企業に入社した後は、数百時間に及ぶ教育を受け、毎年12月に実施される試験に臨みます。

また一度合格しても、有効期間は5年間ですので、その後も研修を受けて更新する必要があります。

医薬品業界も医療業界同様、日進月歩で日々様々な情報がアップデートされています。

職に就いてからも、ますます勉強をしブラッシュアップしていくことが求められます。

MRの学校選びのポイントは?

先に挙げた通り、基本的に四年制大学を出ていれば、どのような学部出身者でもMR職に応募することができます。

MRは営業職としての役目も担うため、人と接することを好きになり、学生時代に幅広い視野を身につけて見聞を広めておくことが大切です。

もし外資系の製薬会社を志望する場合には、高い語学力を備えていると有利になることがあります。

ひとつの目安となるTOEIC800点以上ほどのスキルを持っていると、アピールポイントにすることができるでしょう。

なお、大手製薬会社の就職試験はかなりの難関となっており、国内有名大学の学生が大勢集まります。

多数のライバルとの争いを勝ち抜かなければならないため、決して学歴だけで判断されるわけではないものの、「難関」といわれる大学に進学しておくほうが有利という声があります。