建築板金工の資格(建築板金技能士)

建築板金技能士とは

建築板金技能士とは、住宅をはじめとした建物にかかわる板金工事の技能を認定する国家資格です。

この資格がないと建築板金工事ができないわけではないのですが、「建築板金技能士」を名乗るには、この技能検定試験に合格する必要があり、いわゆる名称独占資格という位置づけになっています。

技能検定試験は、「内外装板金作業」と「ダクト板金作業」の2種類に分けられます。

等級は、「内外装板金作業」は1級〜3級までありますが、ダクト板金作業は1級と2級だけになっています。1級は上級技能者、2級は中級技能者、3級は初級技能者と位置づけられています。

なお、建築板金技能士になると、職業訓練指導員(建築板金科)の実技試験が免除されます。

建築板金技能士試験の内容

建築板金技能士試験の内容は、以下のとおりです。

内外装板金作業

■使用工具:板金工具とはんだ付工具
■使用材料:溶融亜鉛めっき鋼板(亜鉛鋼板)厚さ0.35mm
●1級:落し口のついた谷樋状の製品を製作する。≪試験時間=5時間≫
●2級:落し口のついた角樋状の製品を製作する。≪試験時間=4時間30分≫
●3級:落し口の付いたホッパーを製作する。≪試験時間=3時間≫

ダクト板金作業

●1級:亜鉛鋼板を加工して、長方形の曲りダクトに長円形の短管を取り付ける。≪試験時間=4時間≫
●2級:亜鉛鋼板を加工して、正方形の曲りダクトに円形の短管を取り付ける。≪試験時間=4時間≫

そのほかの資格・免許

建築板金工は、高所での作業になりますので、高所作業に必要な資格や免許があると重宝されます。代表的なものとして、高所作業車や玉掛けの免許があります。

とくに玉掛けは、材料を高いところに上げるときに必要なものですし、若手の内からでも必要とされますので、求人への応募の際にあるとよいアピールになるものです。