あん摩マッサージ指圧師の独立・開業

開業権のある資格

あん摩マッサージ指圧師は、開業権のあるところが魅力の一つです。

また、医師や歯科医とは異なり、スタッフを置かず、自分ひとりだけで開業できること、特別な機材がいらないので開業資金を抑えることができることが強みです。

とはいえ、資格取得後、最初から開業する人は少ないものです。実際に患者さんに施術を行っていく中で、スキルを高めていく仕事といえます。

いずれ自分のお店を開くことを目標に、まずは治療院などで経験を積み、開業資金をためるのがよいでしょう。

開業の手続き

実際に開業するにあたっては、地域の保健所に申請をする必要があります。

無資格で開業できるお店と違い、店内の構造や設備に関して、国が定める基準が設けられています。

また、実際にはあん摩マッサージ指圧師の資格だけではなく、はり師・きゅう師も同時に取得して「鍼灸マッサージ師」となったほうが、開業の際には役立つでしょう。

さらに、できれば柔道整復師の資格も取れると、施術の幅は広がります。

予算は、立地などにもよりますが、当面の運営費用を考えると、やはり数百万単位になるようです。しかし、こじんまりとした施設であれば、設備投資はそれほど大きくならずに済みます。

まとまった開業資金が用意できないときには、自宅を改装して開業するということもできます。

また、施術の際の健康保険の適用ですが、取り扱うためには医師の同意が必要なため、まだそれほど普及していないようです。

テナントの立地など

お店を始める場合、どこで開くかは大きなポイントです。ビジネスマンやOLを対象とする場合は、オフィス街や、大きな駅の近くに開業したほうがいいでしょう。

地域の主婦層や、お年寄り、買い物客をターゲットにする場合は、ショッピングモールやスーパーの中に開店することもあります。

その他、空港内や、高速道路のサービスエリアなど、さまざまな場所が考えられます。

立地によって、顧客層はまったく異なってきます。まずはお店のコンセプトをしっかり設計することが大切です。