競輪選手の1日

レース開催日の1日

競輪選手には「JKA」から、月に2、3回レースに出場してくださいというあっせん通知が届きます。それにOKすれば、開催初日の前日、指定された競輪場へ行きます。

身体と車体について所定の検査を受けて合格すると、そのまま選手宿舎に入ります。

競輪開催中は、八百長防止のため、選手全員が競輪場に併設された選手宿舎で隔離状態におかれます。外部との連絡や接触は、たとえ親族でも禁止となります。

携帯電話やパソコンなどの通信機器は、競輪場に預けることになっています。

選手宿舎は、12畳の部屋に4人ずつ割り振られます。

7:00 起床 同宿の3人とともに起床し、身支度を整える。
7:30 食堂で朝食をとる。
8:30 競輪場に移動して、車体の整備をしたり、練習をする。
11:00 レース開始。レースは、17:00まで12レースが行われる。そのうち、出場するのは1試合のみ。まずはレースに出場する仲間のサポートをする。
12:00 昼食をとる。
13:00 自分のレースに備えてウォーミングアップを開始する。
14:30 出走の準備。レースに出場した後、マスコミの取材を受ける。
15:00 レースに出走する仲間のサポートをする。
17:00 レース終了、レース用自転車や整備道具の後片付けをする。
18:00 競輪場から選手宿舎に戻る。入浴をすます。
19:00 食堂で夕食。
19:30 自由時間。ほとんどがテレビを見るか、仲間とおしゃべり。
20:00 ウェイトトレーニングをする。
21:00 シャワーを浴びて部屋に戻る。相部屋の仲間とおしゃべり。
23:00 就寝

レースのない日の1日

レースは、基本的に3日間で行われますが、1年365日、たいていどこかの競輪場でレースが開催されています。

競輪選手は、レースのない日は自宅にいることが多いですが、自宅から遠い競輪場を渡り歩く場合、競輪場近くのホテルに宿泊することも少なくありません。

ここでは、自宅でのある1日について紹介します。

6:30 起床。小学生の子どもと一緒に起床し、朝食を一緒にとる。
7:30 小学生の子どもが登校するのを見送る。見送った後、外出の準備。
8:30 家を出て、歩いて小学校へ向かう。
8:45 小学校に到着。授業参観日で、子どもの授業をみる。週末にレースが開催されることが多く、週末に子どもと接することができない。レースのない日に授業参観など学校行事が当たると、子どもと接する絶好のチャンス。できるだけ学校行事に参加するようにしている。
10:15 授業参観が終了。休み時間に子どもや友人たちと話をした後、学校を出る。
11:00 自宅に到着。昼食を食べて少し休憩する。
12:00 トレーニング。競輪場へ行き、仲間とバンクで練習することもあるが、この日は仲間2人と一般道を走る「乗り込み練習」をする。千葉県内の自宅から国道、県道を中心に約80キロを走破する。公園でストレッチングなどをして自宅に戻る。
17:00 自宅に到着。シャワーを浴びる。
18:00 小学生の子どもが塾から帰るのを待って外へ食事に出る。久しぶりに家族サービスをする。
20:00 帰宅。子どもが宿題を始めたので、横で新聞を読む。
21:00 子どもが寝る。
23:00 就寝。