管理栄養士の就職先・働く場所

管理栄養士にはさまざまな就職先がありますが、大きく以下の3つに分けることができます。

1.給食を提供する施設
2.一般企業
3.その他

ここでは、それぞれの場所でのおもな仕事内容について紹介していきましょう。

1.給食を提供する施設

管理栄養士は、給食を提供している施設に配置されていることが多いです。

具体的には、病院、保育園、高齢者施設、企業食堂、学校給食などが挙げられます。

そのような職場で働く管理栄養士の立場としては、

1.直接それらの施設へ就職している
2.公務員栄養士として各施設へ配属されている
3.委託給食会社栄養士として各施設へ配属されている

場合があります。

すなわち特定の病院で勤務したいと希望した場合、まずは上記のうちどの方法で就職できるのかを知ることが必要になってきます。

このような給食を提供する施設で勤務する場合に、管理栄養士の業務として献立立案・発注のような事務作業や衛生管理、労務管理が中心の場合もあれば、それに加えて調理や配膳、洗浄作業などすべての給食業務を行っていることもあります。

なお、上記の1~3それぞれの就職方法によって、勤務場所は同一であっても、担当する業務は分けられていることがあるため注意が必要です。

2.一般企業

一般企業も管理栄養士の活躍の場となります。

おもに食品メーカーが挙げられますが、このほか献立ソフトや食器、厨房機器、消毒液などを扱う企業でも、管理栄養士が求められることがあります。

そこでの業務は、商品開発や衛生管理、取引先のお客さまにあたる管理栄養士のフォローなどです。

さらに給食委託会社へ就職した場合、現場での給食業務を行うのではなく、本社・支社勤務となって現場への指導や献立作成を専門に行う立場に就く場合もあります。

ここへの就職も、給食提供施設のように企業での直接雇用のほか、派遣社員といった形もあります。

就職を考える際には、その会社で管理栄養士としてどのような仕事ができるのか、よく知ることが大切です。

3.その他

管理栄養士が行うことのできる業務は、給食関連以外にも栄養相談や献立立案、衛生管理など多岐にわたります。

そのため、就職先も給食提供施設や一般企業だけに留まらず、スポーツクラブ、ドラッグストア、検診センター、料理教室など、さまざまな場で活躍することが可能です。

近年はますます活躍の場が広がる傾向にあるようです。

また、特定の会社などには所属しないフリーランスの管理栄養士も多くいます。

その場合、企業などから依頼を受けて、栄養の講演やセミナーを開催したり、レシピ考案を行ったり、食に関する本を執筆したりと幅広い仕事を手掛けています。