管理栄養士は責任のある仕事ですがやりがいも大きいと思います。
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 4.00
- やりがい
- 4.00
- 働きやすさ
- 4.00
- 給料・年収
- 3.00
- 休日・待遇
- 3.00
- 成長・将来性
- 5.00
- メッセージ
-
栄養学は日々ガイドラインが更新されていきます。そのため、常に学び続ける必要があります。
責任が重く、大変なお仕事ではあると思いますが、管理栄養士になりたいと強く思う気持ちがあれば乗り越えられると思います。
管理栄養士はコミュニケーションがとても重要です。
患者様はもちろん、調理師や病棟の多職種との情報交換が欠かせません。
日頃から人と話すときはしっかりと耳を傾けるくせをつけているとあまり苦にならないと思います。
人対人の職業なので思い通りにならないこともあるかと思いますが、患者様が喜んでくれた時は本当に嬉しくやりがいは大きいものです。
頑張ってください。応援しております。
- 仕事内容
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兵庫県の病院に勤めておりました。病床数は100床ほどのリハビリテーション病院であったため、入院のほとんどは高齢者でした。
仕事内容は、厨房業務から病棟業務、事務業務まで幅広く行っておりました。
厨房業務では調理・調理補助、異物混入や誤配膳などを確認する配膳チェックを行いました。
病棟業務では患者様の栄養状態の管理として、昼食を観察し食事を促すミールラウンド、カンファレンスの参加、栄養計画書の作成、食事が変更した際のカルテ入力、栄養指導や栄養相談を行いました。
ほかにも委員会の参加や資料作成などの事務作業もありました。
- なるには
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管理栄養士の資格をとるための大学に入学しました。
管理栄養士の養成校は実験・実習や授業の単位が決まっており、単位がとれないと留年してしまう可能性があったため、必死に勉強しました。
資格を取るための大学であるため、国家試験対策は手厚かったのであまり苦労しませんでしたが、国家試験過去10年分の問題集を何度も解きました。
- やりがい
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仕事のやりがいは食事や栄養管理に対して感謝をいただけたです。
管理栄養士の魅力は近い距離で患者様と話すことができると思います。
元気になって退院していかれるときには達成感がありました。
患者様が入院されるとまず初めに退院するための食事・栄養に関する目標を設定します。
私の患者様で食事がすすまない方がおられました。
ただ「食べてください。」と食事を促すのではなく、なぜ食べられないかといった原因を突き止めそれにアプローチすることが管理栄養士の仕事です。
患者様の食べられない原因に対して食事の提案をします。
私の患者様は食べ物がのどに通らないとのことでしたので、のどの通りやすいゼリーを提供したところ、「おいしい。」と言われ、完食されました。
笑顔で喜んでいただけた嬉しさは忘れません。
- 志望理由
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自分自身過度なダイエットで身体を壊したことがあります。
その際に食事の大切さを知り、食事の大切さを広めたいと思ったことがきっかけで管理栄養士を目指すようになりました。
栄養指導を希望していたことと、からだの構造など病態を把握したいという気持ちで病院に就職しました。
実際に栄養指導をしてみて、大学の座学通りにはいかないことを学びました。
患者様のこれまでの背景を理解し、しっかりと話に耳を傾け、患者様ができる範囲でのアプローチを行うことが大切であると気づきました。
人対人のどのお仕事でも、相手の立場になって意見を発言することが必要です。
- 給料・年収
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勤務する病院にもよると思いますが、大学卒業後1年目、22歳での給料は手取りで20万弱でした。
交通費や皆勤手当、早番手当を入れると月収は24万円です。
ボーナスは年に2回で基本給14万×2か月×2回でした。
年収は350~400万円でした。
- 恋愛・結婚
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管理栄養士の資格があれば場所にとらわれず働くことができるので結婚後も十分働くことができると思います。
私の勤めていた病院では女性も男性も育休がとれる環境であったため、そのような福利厚生がある職場であれば子育て後も復帰が可能であると思います。
管理栄養士は女性が多いため、他の職業よりもワークライフバランスは理解されているのではないかと思います。
また、病院にもよると思いますが、託児所などがある病院もあります。
子供が生まれても働き続けたい方は預けることで負担も少なくなると思います。