【2021年版】管理栄養士の仕事内容・なり方・年収・資格などを解説

「管理栄養士」とは

より専門的な栄養学の知識を持ち、一人ひとりの体質や病気に応じた栄養指導を行う。

管理栄養士は「栄養士」の上位にあたる資格で、食や栄養に関する専門的な知識をもち、栄養指導や食事のアドバイスをするプロフェッショナルです。

栄養士は調理の現場で働くことも多いですが、管理栄養士の場合は、栄養を「管理する」ということに重点をおき、より高度な栄養管理業務に携わる機会が増えます。

一定規模以上の施設においては管理栄養士を置くことが義務づけられており、病院や保育園、高齢者施設など、学校など、さまざまな勤務先があります。

管理栄養士になるためには、国家試験に合格することが必要です。

国家試験の受験資格を得るには、4年制の管理栄養士養成課程を修了する方法、栄養士の資格を習得したのちに実務経験を重ねる方法などがあります。

最近では管理栄養士としての知識やスキルを生かして独立し、多方面でのさまざまな活躍を見せる人も増えています。

「管理栄養士」の仕事紹介

管理栄養士の仕事内容

人々にきめ細やかな栄養指導を行い、健康をサポートする

管理栄養士とは、食や栄養の専門知識をもって人々に栄養指導を行い、その人たちが健康に生活できるようにサポートする人のことです。

具体的な業務内容は多岐にわたります。

たとえば、病院や老人保健施設のような施設での給食調理および献立の作成、保育施設での子どもの食育、アスリートの栄養管理、さらにはダイエット相談など、ありとあらゆる年代や立場の人と関わるケースが想定できます。

「栄養士」とも似た仕事となりますが、管理栄養士は栄養士の上位資格にあたります。

栄養に関する高度な知識を習得することによって、医師の指導の下で、病気の療養のために必要な栄養指導なども行うことが可能です。

また、一定量以上の食事の提供がある施設では、管理栄養士を設置することが義務づけられています。

食に関する幅広い仕事に携わる

「栄養指導」は管理栄養士の業務の中心ですが、これ以外にも、食に関する幅広い知識・スキルを生かした多様な仕事ができます。

たとえばテレビの料理コーナーへの出演、料理雑誌のコラム執筆、食品メーカーでの商品開発などに携わることもあります。

フリーランスになって個人でSNSなどを活用しながら情報を発信し、飲食店プロデュースやレシピ考案、料理教室の講師などを手掛ける人もいます。

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管理栄養士になるには

4年制の養成課程を出て管理栄養士国家試験を受験するのが一般的

管理栄養士になるには、国家試験に合格し、国家資格を取得する必要があります。

国家試験の受験資格を得る方法は、大きく分けて2つです。

(1)管理栄養士養成施設を修了する
(2)栄養士養成施設を卒業後、栄養士として所定の実務経験を積む

1の方法に該当する学校はすべて「4年制」となっており、大学もしくは専門学校の2種類があります。

所定のカリキュラムを修了すると、卒業と同時に「栄養士」の資格が得られ、さらに実務経験なしで「管理栄養士国家試験」の受験が可能となっています。

管理栄養士養成課程のある学校では、在学中に国家試験に向けた勉強にもしっかりと取り組めることから、合格率が高くなっています。

先に栄養士になってから管理栄養士を目指す方法も

先に紹介した2の方法に該当する学校は「2年制もしくは3年制」の専門学校や短大、また「4年制」の大学があります。

所定のカリキュラムを修了すれば「栄養士」の資格が得られ、その後、学歴に応じて実務経験を1~3年間積むことで、管理栄養士試験の受験資格が得られます。

早く仕事をしたいという人であれば、まずは最短で栄養士になれる2年制の短大に通い、栄養士として就職する道を選ぶのもひとつの方法です。

その後、さらなるスキルアップを目指して管理栄養士になることは可能ですが、働きながら国家試験に向けた勉強をする厳しさがあります。

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管理栄養士の学校・学費

4年制の管理栄養士養成学校で必要な知識・スキルを学べる

管理栄養士になるための勉強ができる養成施設には、大きく分けて「4年制大学」と「4年制専門学校」の2種類があります。

そこでは栄養士養成学校と同様に、卒業と同時に栄養士の資格を取得でき、さらに実務経験なしで管理栄養士国家試験の受験資格が得られます。

このほか、栄養士の学校を卒業して一定期間の実務経験を積んでから、管理栄養士へのキャリアアップを目指すことも可能です。

しかし、高校生のうちから管理栄養士を目指しているのであれば、管理栄養士養成学校で学ぶほうが国家試験の合格率も高く、就職にも有利になるとされています。

大学と専門学校は、どちらも管理栄養士に必要な専門的な勉強ができます。

大学では、栄養学以外の一般教養科目も多く設置されていることが特徴で、専門学校では実習科目を増やしているところが多く、それぞれ特色が異なります。

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管理栄養士の資格・試験の難易度

管理栄養士は、従来あった「栄養士」よりも後に誕生した国家資格です。

栄養の専門知識をもつ栄養士の上位資格として位置づけられ、健康な人だけでなく、疾患を抱えた人などへの栄養指導や給食管理を行うことができます。

社会的ニーズは高い職業ですが、管理栄養士資格を得るには管理栄養士養成施設に認定されている大学や専門学校で4年間学んだうえで、国家試験に合格する必要があります。

新卒者と既卒者で合格率に圧倒的な差が

管理栄養士国家試験の合格率は、養成学校の新卒者が90%程度なのに対し、既卒だと10%~20%程度にまで大きく下がります。

また、栄養士養成課程を卒業してから管理栄養士国家試験に挑戦する人も、合格率は20%に満たない年度が多くなっています。

学生時代に十分な試験対策に集中できる新卒者に対し、既卒者は働きながら試験勉強をしなくてはならず、それが合格率の差につながっているものと考えられます。

管理栄養士になりたいのであれば、なるべく4年制の養成施設に進学し、新卒で合格を目指すのが得策といえるでしょう。

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管理栄養士の給料・年収

勤務先や雇用形態、経験などによって異なる

管理栄養士の平均年収は300万円~400万円ほどとされますが、勤務先が多岐にわたることもあり、職場や経験、役職などによってもだいぶ異なります。

正社員のほか、アルバイト・パートなどで働く人もおり、雇用形態によっても給料には差が出るでしょう。

全体として、管理栄養士は栄養士よりもやや給与水準が高めで、資格手当がつく職場もあります。

病院や高齢者施設など、給食を提供する施設においては、直営で働くのか、あるいは委託で働くのかによって違いが出やすいです。

食品メーカーなどの一般企業に勤務する場合は、大手企業になるほど待遇がよく、経験を積んでリーダーや管理職になると年収500万円以上も見込めます。

公務員やフリーランスの管理栄養士として働く場合

管理栄養士は、公務員として働くことも可能です。

国家公務員であれば人事院、地方公務員であれば自治体の人事委員会で定められた給与体系に応じた給料が毎月支払われます。

年功序列の要素が強いですが、ボーナスや手当、福利厚生が充実しており、安定した環境で働けるため人気があります。

管理栄養士の資格や知識を生かして、フリーランスになる人も増えています。

この場合、個々の活躍の仕方によって収入は大きな違いが出やすく、自己プロデュースが上手にできれば企業勤めの管理栄養士よりも高収入を実現できるでしょう。

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管理栄養士の現状と将来性・今後の見通し

活躍できる領域はさらに広がりを見せていく

もともと管理栄養士に期待される役割や業務は、栄養に関する専門知識を生かした病院での栄養指導や、学校での献立作成などが中心でした。

それらの業務はいまも変わらず担当しますが、最近では、アスリートに対する食事のアドバイスや、エステサロンでのダイエットや美容サポートなど、より幅広い活躍ができるようになってきています。

「栄養」という分野を超えて、医療や福祉、美容、スポーツなど、さまざまな領域にまたがって活躍する管理栄養士はさらに増えていくでしょう。

SNSを利用して自ら情報を発信したり、「フードコーディネーター」など他の食に関する資格を生かしながら、自分らしくフリーランスで働く管理栄養士も増えています。

人間に欠かせない衣食住の一端を担う専門家として、人が生きるあらゆる場で活躍できる可能性を秘めた仕事です。

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管理栄養士の就職先・活躍の場

人が生活するさまざまな場所で活躍できる

管理栄養士の活躍の場は、病院、保育園、高齢者施設、行政機関、スポーツ関連施設、健康保険組合、食品メーカーなど多岐にわたります。

栄養と密接に結びついている「食」は、人間が生きていくうえで不可欠なものであるため、栄養のプロである管理栄養士は、あらゆる場で活躍できる可能性があるといえます。

勤務先によって、具体的な業務内容は少し異なります。

病院や高齢者施設など給食を提供する施設に勤務する場合には、そこで生活する人たちの栄養指導や、献立立案、調理などに携わります。

各施設に直接雇用されるケースもありますし、委託給食会社に就職し、病院などの各施設に配属されて働くケースもあります。

公務員として働く場合には、保健センター、自治体が運営する病院、小中学校などに勤務し、事務業務や健康・栄養調査、食育などに携わります。

一般企業に勤務する場合

食品メーカーなどの一般企業では、商品開発や衛生管理、メニュー開発などに携わるケースが多いです。

また薬局やドラッグストア、スポーツジム、美容クリニックなどでも、栄養学の知識を生かした仕事ができます。

独立してフリーランスとなり、食に関連する書籍執筆やメディア出演、講演活動、相談業務などを手掛ける人もいます。

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管理栄養士の1日

24時間体制で、スタッフが交代で働く職場も

管理栄養士の1日は、どのような職場で働くのかによって大きく変わってきます。

毎日決まった時間帯で、日中主体で働く職場もありますが、高齢者施設など24時間体制で人を受け入れている場所では、他のスタッフと交代制勤務をすることもあります。

ここでは、高齢者施設の管理栄養士の1日を紹介します。

8:00 出勤・夜勤スタッフから引き継ぎ
9:00 利用者の状況などについてミーティング
10:00 食材のチェック・収納
12:00 利用者が食事を取れているかの確認・巡回
13:30 事務作業(献立表や栄養ケア計画書作成)
15:00 スタッフと食事摂取状況の報告会
17:00 食材の在庫確認
18:00 夜勤スタッフへの引き継ぎ・退勤

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管理栄養士のやりがい、楽しさ

自分のアドバイスや指導で人の健康に貢献できること

管理栄養士は、人間に欠かせない「食」に関する専門知識を発揮して、人々の生活や健康をサポートしていくことができます。

おもな仕事内容となる栄養指導の際には、ただ相談者の悪いところを指摘するのではなく、なにげない会話から相手の生活習慣や生活状況を把握し、一人ひとりに応じた指導を行うことが大切です。

昨今では「特定保健指導(メタボ指導)」も重視されるようになり、管理栄養士は社会のなかで重要な役割を担います。

自分のきめ細やかなアドバイスによって相談者が少しでも元気になり、食事を楽しめるようになったことがわかったときに、大きなやりがいを感じられます。

また、管理栄養士の活躍の場が広がっているため、個々の関心が強い領域に応じて、さまざまな仕事に挑戦できるチャンスがあるのも魅力といえます。

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管理栄養士のつらいこと、大変なこと

専門性が理解されにくいことも

管理栄養士は、栄養学の専門知識をもつプロフェッショナルでありながら、一般の人にはその専門性がなかなか見えづらいところがあるようです。

「学校などで給食を作っている人」「料理が得意な人」くらいに思われてしまうことがある反面、じつは病気を抱える人への栄養指導など、難しい仕事に従事しているケースは多くあります。

せっかく難しい国家資格を取得したのに、なかなかその専門性を理解されないと感じたときに、ストレスを感じるかもしれません。

また、管理栄養士が活躍している職場では、管理栄養士がたった1人で勤務していることがよくあります。

このため、業務上の悩みを相談できる人が周囲にいなかったり、人手不足の職場では事務や介護など多様な業務を兼務しなくてはならなかったりで、心身ともに疲れてしまう人がいます。

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管理栄養士に向いている人・適性

人と接するのが好きで、幅広い食や料理に関心がある

管理栄養士は、栄養指導などの仕事を通じて、小さな子どもからお年寄りまで幅広い世代の人と接します。

人と接するのが好きな人であれば、日々前向きに仕事ができるでしょう。

とくに、異なる年齢や立場の人の状態を理解し、同じ目線に立って接することができる人は管理栄養士の適性があるといえます。

また、この仕事では管理栄養士の国家資格を取得してからも、常に食や栄養に関する知識を深め続けることが重要です。

幅広い分野の食べ物や料理が好きなこと、また人の食事や栄養指導に携わるからこそ、まずは自分自身の健康管理をきっちりとできる人に向いています。

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管理栄養士志望動機・目指すきっかけ

たくさんの人の生活や健康を栄養面から支えたい

最近は「手に職をつけて働きたい」と考える人が増えていますが、管理栄養士になることも、まさにそれを実現するための手段のひとつです。

管理栄養士の国家資格は、一度取得すれば生涯にわたって有効です。

人が生活するあらゆる場で需要がある職業だからこそ、年齢を重ねても資格を生かして活躍しやすく、そうした点に魅力を感じて管理栄養士を目指す人は多いです。

また、管理栄養士は健康な人はもちろん、病気の人も含めた、さまざまな人の生活を支えることができます。

人間が生きるうえで切っても切り離せない「食」や「栄養」の専門家として、多くの人の力になりたいという気持ちがこの仕事を目指すきっかけになるようです。

どのような活躍がしたいのかを具体的にイメージする

管理栄養士を目指すきっかけは「料理が好き」「食べることが好き」といったケースが多いです。

もちろん、そうした思いが志望動機につながることは問題ありませんが、活躍の場が多岐にわたるからこそ、将来的に管理栄養士として何がしたいのかは、具体的に考えておきましょう。

どのような人に(病気の人・高齢者・子どもなど)、管理栄養士としてどのように貢献したいのかまで考えて言葉にできると、志望動機の説得力が増すでしょう。

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管理栄養士の雇用形態・働き方

多様な働き方が実現できる仕事

管理栄養士は、病院や高齢者施設、企業など、さまざまな場所で正社員として働くことができます。

一方、アルバイト・パートや派遣社員としての求人も多く出ており、自分の理想のライフスタイルや希望条件に応じて、多様な働き方が実現できます。

また、公務員の管理栄養士になることもできます。

公務員としての活躍の場は、保健所・保健センター、市区町村の役所、老人保健施設、給食センターなどが中心で、地域住民の健康に関わっていきます。

またフリーランスの管理栄養士として、企業などと業務委託契約を結んで働く人もいます。

いずれの雇用形態・働き方を選択する場合でも、管理栄養士として栄養指導などを行う場合には、管理栄養士の国家資格が不可欠です。

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管理栄養士の勤務時間・休日・生活

固定の時間で働く職場と、シフト制の職場がある

管理栄養士の勤務時間は職場によって異なり、毎日決まった時間内で働くケースもあれば、24時間のなかで複数の職員が交代しながら働くシフト制勤務となるケースもあります。

とくに朝が早くなりがちなのは病院や福祉施設などで、日が昇る頃に出勤ということもあります。

一方、食品メーカーなどの一般企業では9時頃が始業になることが多く、他職種の日勤の会社員と同じような時間帯で働きます。

また、スポーツジムやエステサロンなどでは、朝がややゆっくりめで、夜遅くまで働くこともあります。

休日に関しても、土日祝日を休みとする「完全週休2日制」のところもあれば、病院など365日の食事提供がある職場では決まった曜日に休めるとは限りません。

管理栄養士の勤務体系は、勤務先によって事情が異なるのが特徴的です。

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管理栄養士の求人・就職状況・需要

栄養の専門知識を有する管理栄養士は多様な領域で求められる

管理栄養士は、栄養学に関する専門的な知識を有するプロフェッショナルとして、多岐にわたる場で活躍ができます。

求人が見られる場は、病院や高齢者施設、保育園、食品メーカー、研究所、スポーツジム、エステサロンなど多種多様で、自分の興味関心に合う職場を探せます。

公務員の管理栄養士として、自治体の保健所や役所、公立病院や公立小中学校などで働くことも可能です。

待遇がよく、安定的に働ける正社員(常勤)の採用試験は倍率が高くなることもありますが、非常勤やアルバイト・パートまで含めれば管理栄養士の求人数は多いため、勤務先を見つけることはそこまで難しくないでしょう。

管理栄養士として専門性を磨いていくと、フリーランスとなって、料理や食、健康などに関する多様な仕事を手掛けていく人もいます。

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管理栄養士の転職状況・未経験採用

国家資格を取得すれば未経験からでも働ける

管理栄養士への転職として多い例は、もともと「栄養士」の資格をもつ人が、業務の幅を広げるため、キャリアアップのために管理栄養士を目指すケースです。

栄養士としての実務経験は、管理栄養士としてもおおいに役立ちますし、転職時にプラスに評価されることが多いでしょう。

一方、まったく異なる業種や職種からの転職を目指すことも可能です。

しかし、栄養士資格も取得していない場合、イチから管理栄養士養成施設で学ぶ必要があるため、転職ハードルはやや高めといえるでしょう。

ニーズは十分にある職業であることから、国家資格さえ取得すれば、未経験からでも働ける職場は見つけやすいです。

管理栄養士になるまでの勉強にかかる時間や費用をよく調べて、計画性をもって転職準備をすることをおすすめします。

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社会人から管理栄養士になるには

栄養士の資格がない場合は、養成施設での勉強が必要

学生にしろ、社会人にしろ、管理栄養士になるには「管理栄養士」の国家資格を取得しなくてはなりません。

社会人が管理栄養士を目指す方法は、すでに「栄養士」の資格を取得している人と、そうでない人で分けられます。

栄養士の資格があれば、過去に卒業した学校の種類により、規定の年数の実務経験を積むこと(1年~3年)で、管理栄養士国家試験の受験資格が得られます。

一方、栄養士の資格がない場合には、管理栄養士養成施設(4年制の大学・専門学校)で学ぶか、栄養士養成施設(4年制大学、3年制の短大・専門学校、2年制の短大・専門学校)で学び、さらに実務経験(1年~3年)を積む必要があります。

管理栄養士の資格自体に年齢制限はないため、何歳からでもこの職業を目指すことが可能です。

とはいえ、あらためて管理栄養士になるための学校に通う必要があることを考えると、決して簡単に転職できる仕事とはいえません。

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