投稿者プロフィール

病院の管理栄養士 tomoさん

20代後半(就労時) 女性経験:3年0ヶ月 香川県

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
3.00
仕事内容
2.50
やりがい
3.00
働きやすさ
2.00
給料・年収
2.00
休日・待遇
2.00
成長・将来性
3.00

病院の管理栄養士は給食業務ができた上で臨床栄養ができることが大切

メッセージ

管理栄養士は、食を通じて患者さんをサポートしたいという思いがあるとやりがいがあります。

自分の考えた献立が喜ばれたり、栄養指導で納得していただけると管理栄養士になってよかったと思います。

職種の人数が少ないので、病院内で仲間が少なく、肩身の狭い思いをすることもありますが、積極的にコミュニケーションが取れる人は大丈夫かと思います。

また、自分の親と同年代の人や同世代の調理スタッフの

管理栄養士は、食を通じて患者さんをサポートしたいという思いがあるとやりがいがあります。

自分の考えた献立が喜ばれたり、栄養指導で納得していただけると管理栄養士になってよかったと思います。

職種の人数が少ないので、病院内で仲間が少なく、肩身の狭い思いをすることもありますが、積極的にコミュニケーションが取れる人は大丈夫かと思います。

また、自分の親と同年代の人や同世代の調理スタッフの方に指示を出したりすることもあるので、強いメンタルと謙虚さが必要になります。

仕事内容

香川県の郊外の公立病院で管理栄養士として働いていました。

約300床の病院で献立作成、厨房業務、栄養指導、栄養管理計画書作成のほか、院内の委員会業務も行っていました。

職場では管理栄養士は5人で、科長、主任、勤続8年の先輩、私、2つ下の後輩の構成でした。

なるには

管理栄養士の国家試験受験資格が取得できる4年制大学の栄養学部に入学しました。

大学の授業は、一般教養もありますし、授業がけっこう難しかったです。

実験が多く、文系だったのでついていくのに必死でした。

国公立大学のため管理栄養士の国家試験対策はあまり手厚くなかったので、友達と励ましあって勉強していました。

4回生の時は月に1度ほど、休日に国家試験模試がありました。

やりがい

献立作成の業務で、新規メニューを考えるのが楽しかったです。

外食や普段の自炊で美味しかった料理を、どうすれば大量調理向けにアレンジできるのか考えるのが面白かったです。

栄養指導では、患者さんが説明に納得された時や、実践して検査値に改善が見られたときにやりがいを感じました。

つらいこと

大きな病院ではなかったので、いわゆる「何でも屋」でした。

調理スタッフの人数が少なければ野菜を切りますし、デスクワークや患者さんと接する業務だけでなく、地味な事務作業もあります。

休日の院内イベントのボランティアに駆り出されることもしばしばでした。

365日食事は提供されますので、お正月に家族がのんびりしている中、出勤するのはつらかったです。

向いてる人

仕事を選ぶことなく何でもできる人、気が利く人は向いていると思います。

自分より年上の人に調理指示を出したり、栄養指導をしたりするときには、相手のプライドを尊重して、尚且きちんと伝える必要があるので、そのあたりがうまくできない人は向いていないと思います。

指示する立場ですが、新人で偉そうだと嫌われて仕事がやりづらくなります。

年上とうまくコミュニケーションできるかどうかが肝心です。

志望理由

元々学校給食が好きで、管理栄養士を目指しましたが、大学の実習を通して、臨床栄養に興味を持ちました。

大学では、これからの管理栄養士は栄養管理や栄養指導をメインにやっていくべき、といった教えでしたが、実際は給食業務ができた上で臨床栄養ができることが大切だと感じました。

働きやすさ

職種上、女性が多いのでどうしても人間関係に悩むところがありました。

自分には影響がなくても、周囲でギスギスしていたり、陰口や噂話は常にありました。

また、ドクターや看護師からはつらく当たられることもあります。

女性ばかりなので、子どものことなどで働きやすいところもありますが、上司が頑張り屋の場合、休みにくいところもあります。

給料・年収

25歳で手取り18万円くらいでした。

賞与は年2回、夏は20万くらい、冬は40万くらいでした。

昇給は年ごとにありました。年収は300万~330万くらいでした。

公立病院だったので勤続年数と年齢で給与が決まる仕組みでした。

暗黙のルールで時間外手当はありませんでした。

休日・待遇

シフト制のため、土日出勤も出勤もありました。

入職時は土日出勤の振替休日がなかったのですが、その後、人事に相談したことで振替休日をいただけるようになりました。

常に忙しいので有給はほとんど使えず、冠婚葬祭と退職時にまとめて使ったのみでした。

就職・転職

就職先が何に重きを置いているかよく調べる必要があると思います。

急性期病院と慢性期では雰囲気が違いますし、病院の大きさだけでなく、内容をよく理解して就職先を選ぶといいと思います。

退職理由は結婚して通勤が難しくなったことと、自分は巻き込まれていないですが人間関係のゴタゴタに嫌気がさしたからです。

恋愛・結婚

医師や看護師、コメディカルの方と勤務以外で接することはほぼない職種なので、病院内での出会いはほとんどありません。

恋愛に発展しても、女性が多いゆえに、何かとやりづらいです。

結婚後も続けている人がほとんどですが、休日出勤に理解が必要かと思います。

成長・将来性

医療業界で、栄養が重要視されてきているので全体として将来性があると思います。

私の病院でも、どんどん栄養指導をして、診療報酬を稼いでいこうという風潮でした。

今後は給食の業務委託が増えて、もっと栄養管理に重点が置かれると思います。

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