管理栄養士になるには

管理栄養士になるには

管理栄養士になるには、まず栄養士免許を取得して、その後、管理栄養士国家試験に合格する必要があります。

栄養士の免許を取得するためには、高校卒業後に国が指定した「栄養士養成施設」もしくは「管理栄養士養成施設」で学び、卒業する必要があります。

どのような種類の学校で学ぶかによって、その後、管理栄養士になるまでの年数や実務経験の必要の有無などが変わってきます。

最短で管理栄養士国家資格を取得したいのであれば、高校卒業後に4年制の管理栄養士養成課程を修了し、国家試験への一発合格を目指す道となります。

管理栄養士の資格を取得し、病院や高齢者施設、企業などへの就職を目指していくのが一般的なルートです。

管理栄養士の資格・難易度

管理栄養士は国家資格であり、国家試験に合格しなくては取得することができません。

この国家試験は、新卒生の合格率が90%以上であるのに対して、既卒生の合格率は5%~30%程度になることが多く、両者でずいぶんと差が出ていることが特徴です。

この大きな理由としては、新卒者は養成学校でしっかりと国家試験対策講座を受けて受験するのに対し、既卒者は仕事をしながら時間のない中で勉強をし、受験に臨む人が多いことがあるようです。

管理栄養士国家試験は、栄養学に関する専門的な問題が数多く出題されますが、十分な時間をとって対策をしていれば合格できる試験といえるでしょう。

管理栄養士国家試験の難易度・合格率

管理栄養士になるための学校の種類

管理栄養士になるための学校には、大きく分けると「栄養士養成施設」と「管理栄養士養成施設」があり、それぞれ管理栄養士になるまでの必要年数やルートが異なります。

栄養士養成施設とは

栄養士養成施設とは、栄養士免許を取得するための勉強ができる学校のことをいいます。

「4年制大学」「3年制の短大・専門学校」「2年制の短大・専門学校」があり、いずれも卒業と同時に無受験で栄養士免許が取得できます。

ただし、そこから管理栄養士を目指す場合、栄養士免許取得後後に国が定める施設で一定期間の実務経験を経て、管理栄養士国家試験の受験資格を得なくてはなりません。

ここでいう「一定期間」に関しては、「4年制大学の場合は1年以上」「3年制短大・専門学校の場合は2年以上」「2年制短大・専門学校の場合は3年以上」となっています。

管理栄養士養成施設とは

管理栄養士養成施設とは、管理栄養士の国家試験受験資格が得られる学校のことをいいます。

管理栄養士養成学校には「4年制大学」と「4年制専門学校」があります。

そこでは栄養士養成学校と同様、まず卒業と同時に栄養士の免許が得られ、さらに実務経験なしで管理栄養士国家試験の受験も可能となっています。

管理栄養士になるためにはどんな学校に行けばいい?(大学、専門学校)

管理栄養士に向いている人

管理栄養士は、食や栄養に関しての興味を強く持っておくことが大事だといえます。

この仕事では、さまざまな人に食事のとり方や栄養管理の指導をすることになるため、自ら探求心を持ってこの領域に関する知識をどんどん深めていくことで、より適切に多くの人の健康づくりに貢献できるようになるでしょう。

自分の食事内容や生活習慣にも気を配り、健康的であることも重要なポイントとなります。

なお、栄養素や人体の構造などを取り扱う管理栄養士の資格そのものは理系の要素がありますが、文系からでも管理栄養士を目指すことは決して難しくありません。

管理栄養士に向いている人・適性・必要なスキル

管理栄養士のキャリアプラン・キャリアパス

管理栄養士は、基本的には管理栄養士の国家資格を持って、各職場で専門性を発揮しながら働くことになります。

しかし、多岐にわたる分野で活躍できるため、働く分野によってはより専門的な知識を身につけ、プラスアルファの資格取得を目指すことで、さらなるキャリアアップが期待できます。

たとえば病院など医療分野であれば「病態栄養専門管理栄養士」や「糖尿病療養指導士」などの資格、スポーツ分野であれば「公認スポーツ栄養士」「健康運動指導士」といった資格があります。

管理栄養士は働く場によって、求められる知識や技術が変わってくるため、長期的にどのような仕事をしていきたいのかをよく考えて、就職先選びを考えることが大事だといえそうです。

また、ある程度の経験を積むと、独立して自分の得意分野を生かした活動をしていく管理栄養士もいます。

管理栄養士を目指せる年齢は?

管理栄養士は学校を出たばかりの新卒者だけではなく、働きながら目指していく人もいます。

管理栄養士の活躍の場は多岐にわたるため、募集時の年齢も、職場によってはこだわっていないところもあります。

自分の就業可能な地域で、どのような条件で求人募集が出ているのか調べてみると地域差などもわかるでしょう。

ただし、社会人から管理栄養士になりたい場合も、管理栄養士の資格取得は必須となります。

管理栄養士養成施設のなかには社会人入学の枠が設けられている学校もあるため、探してみるとよいでしょう。

管理栄養士は高卒から目指せる?

管理栄養士の資格は、高卒の学歴では取得することができません。

高校卒業後に、栄養士養成課程あるいは管理栄養士養成課程のある学校へ進学し、所定の課程を修了する必要があります。

最短で管理栄養士を目指すのであれば、高校卒業後に4年制の管理栄養士養成課程を修了し、国家試験に合格する道を選ぶとよいでしょう。

管理栄養士は女性でもなれる?

管理栄養士は女性に人気がある職業のひとつです。

「手に職をつけたい」「食に関わる仕事がしたい」といった理由から、女性がこの職業を目指していくことも多いようです。

たしかに管理栄養士は国家資格を持って「栄養のプロ」として働けますが、必ずしも給料や待遇に恵まれ、安定した環境で働けるとは限りません。

管理栄養士の勤務先は多岐にわたり、なかには残業時間や休日出勤が多かったり、膨大な仕事量を抱えて激務といえる職場もあるようです。

ただし、正社員以外に派遣社員やパート・アルバイトとしての求人も多く出ていますし、独立して働くこともできるため、自分のキャリアビジョンやライフスタイルに合う働き方を実現させることも可能です。

女性の管理栄養士のキャリアパス・結婚後の生活