食品メーカーにはどんな種類がある?

食品メーカーの種類は数多くある

ひとくちに「食品」といっても、その種類は多岐にわたります。

食品メーカーは、冷凍食品と即席麺など複数の種類の食品を製造する企業もあれば、調味料だけなど1つの種類の食品に特化して製造する企業もあります。

ここでは、代表的な食品メーカーの種類と、それぞれの有名な企業を紹介します。

食品メーカーの主な種類

調味料系

料理の味付けに不可欠な調味料ですが、その数は、なんと数百種類を超えるそうです。

日本の家庭には欠かせない醤油や味噌、みりんといった和風調味料のほか、鰹節やうまみ調味料などのだし類、マヨネーズ・ドレッシング類、ケチャップ・ソース類、スパイス類など、各種調味料を製造します。

とくに、醤油メーカーは数が多く、小規模の企業も含めると全国に1500社はあるといわれています。

代表的な企業

味の素、キユーピー、エスビー食品など

冷凍食品系

食品の品質をできるだけ長期間保つための技術として生まれたのが「冷凍食品」です。

日本冷凍食品協会によれば、冷凍食品の条件は「前処理している」「急速凍結している」「適切に包装している」「品温を-18℃以下で保管している」の4つの条件を満たすものとされています。

また、冷凍された食品の種類によって、「水産冷凍食品」「農産冷凍食品」「調理冷凍食品」「冷凍食肉製品」などの区分に分けられれています。

代表的な企業

マルハニチロ、ニチレイ、日本水産など

製粉系

小麦粉、ふすま、そば粉、ミックス粉、ライ麦粉といった粉類や関連食品の製造を行います。

これらの粉は家庭用に製造されるものはもちろんですが、業務用として、パンやそば、うどん店などでも多く利用されています。

代表的な企業

日清製粉、日本製粉、昭和産業など

乳製品系

牛乳・加工乳などの乳飲料のほか、バター、チーズ、ヨーグルト、アイスクリームといった乳製品の生産や加工を行います。

乳製品の商品量は時代とともに増加傾向が続いており、国内生産だけでは追いつかず、輸入依存度も高いことが特徴です。

代表的な企業

明治乳業、森永乳業、雪印メグミルク、ヤクルトなど

食肉加工系

ハム、ソーセージ、ベーコンといった食肉の加工・製造を行います。

自社で畜産を行い、安全・安心にこだわった原材料を調達し、製造まで一貫して行う企業もあります。

代表的な企業

日本ハム、伊藤ハムなど

水産系

ちくわやかまぼこをはじめとする魚肉練り製品、塩干加工食品、珍味といった水産食料品の製造を行います。

海に囲まれている日本では、水産食品の製造も活発に行われています。

代表的な企業

日本水産、マルハニチロなど

即席麺系

カップラーメンやカップ焼きそば、カップうどんなど、いわゆる「インスタント」の麺食品を製造しています。

手軽でありながら、いかにおいしく、風味豊かな味わいを生み出すかなどのポイントは、各社の技術力の見せ所です。

代表的な企業

日清食品、東洋水産、サンヨー食品、エースコックなど

パン系

食パンや菓子パン、総菜パンなど、パン製品を製造しています。

現代の日本では米と並んで多く消費されている主食のひとつであり、素材にこだわった高級なパンからコンビニなどで買える手軽なパンまで、多種多様なパンが作り出されています。

代表的な企業

山崎製パン、敷島製パン、フジパンなど