歯科医師の現状と将来性

歯科医師の現状

近年歯科医師は供給過多の時代に入ったと言われています。実際、歯科医師国家試験には毎年2,300人程度の人が合格し、歯科医師免許の交付を受けます。

定年がないこともあり、歯科医師免許を持つ人数は増える一方であり、今後も日本全体の人口減を考慮すると、歯科医師過剰問題は簡単には無くならないと言われています。

そこで、歯科医師はいかにして他の歯科医師との差別化を図り、患者さんに支持してもらえるかが大きな課題となっています。

審美歯科、矯正歯科、小児歯科など、専門分野を持つ歯科医院が増えているのはそういう理由もあると言われます。

安易な開業は失敗の元

歯科医療の現場では、40歳を超えると独立開業を志す歯科医師が多くいます。しかし、近年独立開業したものの、顧客が来ずに廃業に追い込まれる歯科医院も増えています。

というのも、現在は自然人口減の時代です。また、たいていの地域には歯科医院が幾つもあり、医師があふれている状況です。

住宅団地が建ち始めている地域や人口が増えている場所に開業できれば別ですが、そうでない限りはよほどの腕、そして経営手腕がないと厳しいというのが現状です。実際、医療関係事業の年間倒産件数の約4割が歯科医院だと言われています。

歯科医師の将来性

歯の健康を守る歯科医師という仕事は今後もなくなりません。丁寧な仕事をして顧客がつけば、安定収入が見込めます。しかし、供給過剰傾向がある現状においては、歯科医師になれば安泰というわけではありません。

近年はインターネットの発達により、歯科医師の評判がすぐに伝わるようになっています。他の歯科医院と技術を比べるのが容易になってきていますので、歯科医師として続けたいのであれば常に技術を磨くことが必要となります。

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