パティシエへの転職

転職は何歳まで可能?

いざ社会に出てみたものの、「幼い頃に夢見ていたパティシエへの気持ちが捨てきれない!」と、この仕事への転職を考える人は少なくないようです。

しかし、いざパティシエへの転職を考えた場合、何歳まで夢を実現することが可能なのでしょうか?

これは「働きたい店(企業)やその人次第」というところですが、20代半ばを超えると未経験者の転職は厳しくなることもあるようです。

というのも、高校卒業後にすぐ製菓専門学校へ進学し、ストレートで現場に入る人は20歳くらい。若いうちから見習いとして経験を積んでいく人が多い世界であるため、ある程度の年齢に達する人はなかなか受け入れにくい環境という面があるのです。

とはいえ、パティシエは本人の意欲が最も問われる仕事です。パティシエへの強い情熱を持ち、それなりの準備をしてきた人であれば、年齢を重ねても受け入れてもらえる職場はあります。

実際、30歳を超えてからこの世界に入るという人もいます。

しかし、「パティシエってなんだか楽しそう」といった憧れだけではとても続かない仕事であるため、仕事の厳しさをきちんと理解していることや、転職する前に専門学校で基礎的なことを勉強しておくことは考えたほうがよいでしょう。

何の知識もない人を受け入れてくれる店もありますが、最近は多くのパティシエ志望者が専門学校で学んでから就職するため、まったく知識がないところから転職するのはなかなか厳しい面があります。

一人前になるまでに10年

なお、パティシエは最低でも8年程度、一般的には10年ほどの下積み期間を経て、ようやく一人前と認められるようになるといわれています。

そのため、転職する年齢が高ければ高いほど、一人前になったときの年齢も高くなると考えておいたほうがよいでしょう。

もちろん、人より何倍も努力して実力が認められればこの限りではありませんが、周囲もみんな努力しているのは確かです。

下積み時代は特に給料が安かったり、単調な作業ばかり繰り返し任されることが多いですし、上下関係によって精神的にも大変な思いをしがちです。

こういった状況があると知ってなお、「パティシエになりたい」という気持ちが持てるのであれば、きっと夢に近づいていけるでしょう。

また、パティシエといっても洋菓子店に勤める場合と、ホテルやレストランに就職する場合では、仕事内容や働き方、必要とされる能力も異なってきます。

「どのようなパティシエになりたいのか」を考えたうえで、転職先を探すようにしましょう。

社会人経験が生かせることも

コミュニケーション能力が問われる仕事は多いですが、パティシエもまた然りです。

パティシエは他のスタッフと一緒にもの(商品)を作り上げていくため、自分の技術力を高めるだけでなく、大勢の人の中で上手に立ち回る力も大切です。

また、将来的に独立するのであれば、自ら店の経営計画やマネジメント、顧客開拓までしていく必要があります。他の仕事で培った営業やマーケティングのスキルも生かせるでしょう。

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