公認会計士に独学で合格できる?

公認会計士試験は難関

公認会計士の筆記試験は、「医師」や「弁護士」の試験と同じように合格するのが大変難しいことで知られています。

平成24年に行われた公認会計士の筆記試験を見てみると、願書提出者が17,894人だったのに対して、最終的な合格者は1,347人でした。合格率にすると7.5%です。

受験者の9割以上が不合格になっているという事実が、この試験の難しさを物語っていると言えます。

多くの受験生が学校で対策

こうしたことから、公認会計士試験をめざす人の多くが、会計の知識を学べる学校を利用してしっかりと受験対策をしています。

学校にはさまざまな種類があり、民間の専門学校の通学講座あるいは通信講座で学ぶケース、大学の経済学部や商学部で学ぶケース、会計大学院で学ぶケースがあります。

専門学校であれば、公認会計士の受験対策に特化したカリキュラムが組んでいるため、効率よく勉強できるというメリットがあります。

また、会計大学院であれば、決められた単位を取得して修了すると、公認会計士試験の一部の科目が免除されるというメリットがあります。

人によっては、昼間は大学や大学院に行き、夜間は専門学校に行って勉強するという「ダブルスクール」で合格をめざしています。

独学を選ぶならデメリットの理解を

それでは独学で合格することができないのかと言うと、そうではありません。一部の人は独学で勉強して公認会計士になっているようです。

ただし、公認会計士の場合は、独学で合格をめざす人が少ないということもあり、他の資格試験に比べると独学用の市販のテキストの数が多くありません。

また、公認会計士の試験には「短答式」と呼ばれるマークシート形式のものと「論文式」と呼ばれる記述形式のものがあります。「短答式」は模範解答があれば自力で添削できますが、「論文式」は文章での解答になるので、添削や修正を自力で行うのが難しくなりがちです。

独学での学習を選ぶ人は、どんな教材を使ってどのように学習を進めていくのか、より計画的に対策をすることが求められます。